本記事ではAfterShokzから発売された骨伝導ワイヤレスヘッドホン「Aeropex」について実機レビューしてきます。耳をふさがないスタイルはどこまで快適なのか?ちゃんと音楽は楽しめるのか?徹底的に解説・紹介していきます。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンなら、耳をふさがずに音楽が聴けるよ!
カナル型の完全ワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリング。昨今のイヤホンブームは「遮音性」に注目が集まっている傾向にあります。しかし場合によっては「周りの音をちゃんと把握したい」ことありますよね。
例えば外でランニングするとき。周囲の環境音が聞こえないと非常に危険ですし、完全ワイヤレスイヤホンだと耳からポロリと落として壊してしまう恐れがあります。
というわけで今回は耳をふさがない骨伝導ワイヤレスヘッドホン「AfterShokzのAeropex」をメーカー様より提供頂いたのでレビューしていきます。
AfterShokz Aeropexの特徴
Bluetooth Ver | Bluetooth5.0 |
---|---|
スピーカータイプ | 骨伝導変換器 |
バッテリー駆動時間 | 最大8時間 |
待機時間 | 最大10日間 |
充電時間 | 2時間 |
防水規格 | IP67 |
保証期間 | 2年間 |
AfterShokz Aeropexは骨伝導技術を採用したワイヤレスヘッドホンです。
頭蓋骨を振動させて聴覚に伝えるため、耳をふさがずに音楽を楽しむことができます。
周囲の音を拾いながら音楽も楽しめるのでランニング等で外で使用する場合や、耳をふさぐのが苦手なひとにもおすすめしたい製品です。
バッテリー性能は十分すぎるレベル
AfterShokz Aeropexは日常的に使うメインヘッドホンとして扱うケースは少ないでしょう。
スポーツ時や複数人で作業や仕事をするとき用のサブとしての役割が大きいです。
そう考えるとバッテリー駆動時間が最大8時間というのは十分すぎるほど優秀なポイントとなります。
待機時間も最大10日と長めなのでコンスタントにランキング等で使用して充電してをすれば、使うときにバッテリーがなかったということはありません。
防塵防水性能も申し分ない
AfterShokz AeropexはIP67レベルの防塵防水性能をもっています。
防塵レベルは最高の値で「粉塵が内部に侵入しない」とされているので、乾燥した時期に土埃が舞っていても安心してランニングしてOKです。
防水レベルも高く、一定時間(30分間)水中に付けていても有害な影響はないとされているので雨や汗まみれのなかでも心置きなく使用することがでいます。
AfterShokz Aeropexの同梱品
AfterShokz Aeropexを開封して同梱品を見ていきます。
- ヘッドホン本体
- 充電ケーブル×2本
- 耳栓
- シリコンポーチ
- 説明書
同梱品はこんな感じ。
充電ケーブルは2本ついています。
AfterShokz Aeropexは独自の充電規格を採用しているのでケーブルを紛失したら充電ができません。そのため予備分まで付属してくれているのでしょう。
シリコンタイプのポーチも付属しています、サラサラとして手触りでガマ口仕様です。
幅的に本体が入るのか一瞬不安になりましたが、本体どころか付属品ふくめて全部収納できるぐらいに広いです。
なんと耳栓も付属しています。ランニング時などの使用だけでなく日常使いにも使用できるような気配りがされていますね。
説明書はきちんと日本語に対応しているので安心です。
AfterShokz Aeropexの外観デザイン
非常に軽くておしゃれな印象を受けました。
サラサラとしてマットな手触りで高級感があります。
重さは約25gと非常に軽く装着時の負担もほぼないです。
左耳部分に電源ボタンがあります。
右耳の後ろ部分には音量を調整するボタンが。
装着していてもボタンの場所がわかりやすいので走りながらでも押しやすいです。
充電コネクタ音量ボタンの脇にある独自のコネクタに専用コードをはめて充電する仕様となっています。
AfterShokz Aeropexの装着感
AfterShokz Aeropexは耳にかけて使います。
そのため「耳の上が痛くなりそうだな…」という懸念がありました。
結論、心配は不要でした。長時間つけていても全く気になりません。
これに関しては個人差がある可能性はありますが、Aeropex自体かなり軽いので装着してすぐに痛くなってしまうことはないでしょう。装着感はかなり良いです。
ランニング時もしっかりフィットしていますし、頭を振っても外れる気配がまったくありません。にも関わらず頭が締め付けられて痛くなることもありません。
メガネをしている状態でも問題なく使用できます。
唯一の気になる点は、当然ですが頭の後ろから耳にかけて使うので壁やイスに頭をつけてよりかかれないことですね。
そもそも壁によりかかることを想定していないでしょうから僕のワガママみたいなものです。デスクワークで使いたくなるぐらい快適だったんですよね。
耳がふさがっていないから他人と同じ空間で作業するとき重宝しています。
AfterShokz Aeropexの音質
続いて肝心な音質ですが…普通に驚きました。
骨伝導で耳をふさがず、外部の音も把握できるのが特徴のヘッドホンで音質を求めるのはお門違いぐらいに思っていました。
直接的に耳にいれるわけじゃないので音がこもって聞こえるだろうと予想していたのですが、想像以上に素敵な音楽体験をさせてくれました。
というか普通にイヤホンをつけているのと同じぐらいクリアな音が聞こえます。それなのに外の音もきちんと耳が拾ってくる不思議な初体験がそこにはありました。
もちろん同じ価格帯の音質重視の完全ワイヤレスイヤホンと比べたら音質面では劣りますが、音自体クリアなので音質にこだわるタイプの僕でも一切のストレスを感じません。
音楽をしっかり聴きつつ外の環境音も把握できるので外での運動時には最適すぎます。
骨伝導の振動は多少ある
骨伝導だけあって大音量にすると微弱な振動が感じます。
耳の前部分、Aeropexの触れている部分が若干ピリピリとする感覚です。
そもそも大音量だと外部の音も聞こえなくなるので、さすがに爆音で聞く人はいない気はしますが音量MAXだと振動が結構すごいので注意が必要です。
音漏れの心配は不要
周囲の人間に聞いてもらう形で検証しましたが非常に優秀でした。
つまり普通に使う分には音漏れの心配はいらないということです。
ただしエレベーターのような狭い密室空間で音量大きめだと他人に聞こえる可能性はあります。
逆にいうとその程度の音漏れレベルなので、外でランニングするときなどはあまり気にする必要はないでしょう。
AfterShokz Aeropexレビューまとめ
「AfterShokz Aeropexレビュー」についてお伝えしてきました。
- カナル型イヤホンだと頭が痛くなる
- 周囲の音が聞こえないと後ろが気になったりする
- ランニングを始めスポーツ用のヘッドホンが欲しい
- 他人とスムーズにコミュニケーションをとりつつ音楽も聴きたい
- 骨伝導で音楽を聴いてみたい
耳をふさぐ閉鎖感から解放された音楽体験は想像以上に心地がよいものでした。
特にランニング時なんかは外の環境音がわからないと普通に危ないですからね。耳をふさぐのではなくAeropexで安心安全かつ快適なスポーツ音楽ライフを送ってみるのはいかがでしょうか。
今回はこれにて。ユトリでした。








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