ユトリ(@akainochan)です。
パソコンでの作業やゲームをするひとにはマストと言えるのがモニターです。デスクトップPCであれば不可欠ですし、ノートPCを使う際にもデュアルモニターとして使えば作業領域が増えて効率が何段階もアップします。ゲームをするならより高解像度なグラフィックで楽しめる4Kモニターは手に入れておきたいところです。
しかし、4K対応のモニターはHD画質のみ対応のものと比べると、どうしても価格が上がってしまいがち。
本記事でレビューしていく「BENQ EL2870U」は4KとHDRに対応していながら3万円台で購入ができるコスパの高いモニターとなっています。リフレッシュレートが60Hzなのでゲームにもおすすめです。
- メインモニターとして
- デュアルモニターとして
- PCやCS用ゲームモニターとして
あらゆる用途にぴったりとマッチするので、作業用としてもゲーム用としても活用できます。
というわけで本記事では実際に購入したBENQ EL2870Uのレビューをお伝えしていきます。
BENQ EL2870Uのスペック
まずはBENQの4Kモニター「EL2870U」のスペックを確認しましょう。
| 画面サイズ | 27.9インチ/31.5インチ/31.5インチ曲面 |
|---|---|
| パネル | TN |
| バックライト | LEDバックライト |
| 解像度 | 3840×2160 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 視野角 (左右/上下)(CR>=10) | 170/160 |
| 応答速度 | 1ms(GtG) |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 表示色 | 10.7億色 |
| 色域 | 72％NTSC |
| 表示サイズ(mm) | 620.9 × 341.3 |
| 画素密度(ppi) | 158 |
| DCR | 12,000,000:1 |
| カラービット | 10bit |
| 本体カラー | メタリックグレー |
| 色温度 | レッド/通常/ブルー/ユーザーモード |
| K color | ○ |
| HDCP | 2.2 |
| VESAマウント | ○ |
| AMA | ○ |
| スピーカー | 2W×2 |
| ヘッドフォンジャック | ○ |
| フリッカーフリー | ○ |
| ブルーライト軽減 | ○ |
| ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+) | ○ |
| FreeSync | ○ |
| HDMI | HDMI(v2.0)×2 |
| DisplayPort | DisplayPort(v1.4)×1 |
| Mac | ○ |
| Windows | ○ |
| 外形寸法 (W×H×D mm) | 657.9×476.27×194.6 |
| 本体重量 | 5.7 |
| 同梱ケーブル | 電源/HDMIケーブル(各約1.5m) |
注目ポイント
- HDMI(v2.0)ポートは2つ
- DisplayPort(v1.4)は1つ
- 内臓スピーカー付き
- ヘッドフォンジャック付き
- HDMIケーブル1本同梱
HDMIポートだけでなくDisplayPortも備わっています。
外観・デザイン
色はメタリックグレーという名称がついてますが、メタリックというほどの光沢感はありません。
背面の凹みに各ケーブルの接続口があります。
モニターの脚と柱は別に梱包されていて、プラスドライバーで接続する必要があります。
大きさ・重さ
BENQ EL2870Uの本体重量は5.7kgです。モニターアームでも問題なく吊るせます。
ディスプレイのサイズは
- 高さ38.5cm
- 横幅65.5cm
モニターを支える柱の高さは大体9.2cmぐらいです。
支えとなる脚部分の大きさは
- 縦7cm
- 横32cm
モニターアームを使わない場合はスペースが十分かを確認しておきましょう。
HDR&ブライトネスインテリジェンスプラス（B.I.+）機能
BENQ EL2870Uは右下にあるボタンからHDRとブライトネスインテリジェンスプラ（B.I.+）の切り替えができます。
HDR機能
High Dynamic Range（ハイダイナミックレンジ）の略称です。
従来のSDRと呼ばれる仕様だと日陰が黒く潰れて見辛かったり、逆に日向が白飛びしたりしていました。ゲームをしたことがある人は特に分かると思います。
HDRなら明るさと暗さをより自然に表現することができます。
ゲームをする時はぜひHDRモードで体験してみてほしいです。
逆にパソコンのモニターとして使う場合はオフにしたほうが見やすいと思います。
ゲーム時、デュアルモニター時で簡単に切り替えられるの楽チンです。
ブライトネスインテリジェンスプラス（B.I.+）
周りの明るさ色温度を検知して、ディスプレイ輝度と色温度を自動で調整してくれる素敵機能です。
ゲームやパソコン作業はつい長時間になるもの。眼精疲労の蓄積は無視できません。
自動的に目への負担を軽くしてくれるのはありがたいですね。
HDRもB.I.+もモニター右下のボタン1つで簡単に切り替えられます。
特にHDR機能なんかは映像を見るときと作業をするときでオンオフが必要です。
BENQ EL2870Uを外観デザイン
実際にAmazonで購入しているので、実物を紹介します！
外箱
しっかりと発泡スチロールで梱包されているため、想像よりも大きな箱で届きました。
同梱品
- ディスプレイ
- 支柱アーム
- 土台部分
- HDMIケーブル
- 電源ケーブル
- マニュアル
- マニュアルディスク
マニュアルは組み立てについての説明書も同梱されています。
とは言ってもプラスドライバーで2分もあれば組み立てられるほど簡単です。
組み立て完了
組み立て後の全体像はこんな感じです。
PS4とSwitchの充電器が横に置いてあるのでこれでなんとなく大きさが分かると思います。
BENQ EL2870Uの使用感をレビュー
PS4 PROでの使用感
PS4はこれまでHD画質で遊んでいたのですが、BENQ EL2870Uは映像が鮮明でビビりました。
なにより色味が鮮明になったのがひと目でわかります。HDR機能を使うと鮮明さも顕著になります。明暗感もハッキリと表現してくれるので自然な仕上がりです。4KやHDRの恩恵はPS4 PROなら強く感じられると思います。
リフレッシュレート60Hzにも対応しているので、ゲーム用としてはベストです。
デュアルモニターでの使用感
デスクトップはもちろん、ノートパソコンのデュアルモニターとしても活用できます。
4Kなので表示領域が広くなるぶん文字等が小さく細かくなるので、逆に見づらく感じる可能性はあります。慣れれば気にはなりませんが、細かい表示が見づらく感じる場合はパソコン側でディスプレイの表示倍率をいじるといいでしょう。
スピーカーの使用感
BENQ EL2870Uにはスピーカーが搭載されています。
モニターに備わっているスピーカーの音質は期待するものではないですが、BENQ EL2870Uも例外なく音が良いというわけではありません。普段使いでは気になりませんが、映画を視聴する際には外付けスピーカーやヘッドホン等を使ったほうがいいでしょう。
イヤホンジャックが備わっているので外付けスピーカーの拡張は気軽に行えます。
BENQ EL2870Uレビューまとめ
BENQ EL2870Uのレビューをお伝えしてきました。
BENQ EL2870Uはゲーム用途でもパソコンと繋げての作業用ととしてもマルチに使える4Kモニターです。4Kモニターとしては購入しやすい価格帯なので、4Kモニターの導入を考えているひとにはおすすめな候補となります。
それでは、ユトリ(@yutori07027)でした。
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