40代50代のかたが当たり前にYouTubeを見たり投稿するようになったのと同じように、近年ではライブ配信を始める40代50代のひとが増えてきました。
ライブ配信といえば若い世代が中心というイメージがまだ強いですが、実際には 40代・50代でライブ配信をするひとはたくさんいます。趣味として楽しむ人、副業として挑戦する人、同世代と交流したい人など、目的はさまざま。すでに同年代で活躍しているライバーも多く、年齢を理由に諦める必要はありません。
特に最近は、アプリごとに利用者の年齢層や雰囲気が異なり、落ち着いたトークが好まれる場や、同世代のファンを獲得しやすい環境も整ってきています。また、顔出しをするスタイルだけでなく、アバターや音声配信で気軽に参加できるサービスも増えており、「やってみたいけど顔出しは不安」という人でも安心です。
本記事では、40代・50代の方に向けて、実際に同年代の配信者が活動している、または年齢層が広くて参入しやすいおすすめのライブ配信アプリを紹介していきます。顔出しが主流か、顔出し不要でもできるかで分けるので、ご都合や興味にあわせて参考にしてください。
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40代・50代でもライブ配信を楽しむ人が増えている理由
ライブ配信と聞くと「若者がやるもの」というイメージを持つ人は少なくありません。しかし近年では、40代・50代の利用者も増えており、配信者として活動する人も珍しくなくなっています。その背景にはいくつかの理由があります。
- 副業や収入源として注目されている
ライブ配信は投げ銭やギフトによる収益化が可能で、時間や場所を選ばず取り組める副業として注目を集めています。 - 趣味や特技を発信できる場がある
料理やハンドメイド、旅行や雑談など、40代・50代ならではの経験やライフスタイルを共有することで、同世代から支持を得やすくなっています。 - 同年代リスナーの存在
アプリによっては利用者の年齢層が幅広く、同世代が視聴者として参加しているケースも多いです。「若い人ばかりで浮いてしまうのでは?」という不安を抱える必要はありません。 - コミュニティとしての価値
仕事や家庭の都合で人とのつながりが減る年代にとって、ライブ配信は新しい交流の場になります。気軽に人と会話できる環境は、孤独感の解消にもつながります。
このように、ライブ配信は若者だけの文化ではなく、40代・50代にとっても新しい趣味や副業、交流の場として広がりを見せているのです。
ライブ配信を始める前に知っておきたいこと
ライブ配信はスマホひとつで始められる手軽さが魅力ですが、実際に挑戦する前に押さえておきたいポイントがあります。40代・50代の方が安心して配信を楽しむために、以下の3つを確認しておきましょう。
副業としての可能性
ライブ配信は、視聴者からのギフトや投げ銭を通じて収益化できます。なかには本業並みに稼ぐ人もいますが、最初から大きな収益を狙うのは現実的ではありません。まずはお小遣い程度の副収入を目指すと無理なく続けられます。趣味や雑談を楽しみながら、自然にファンが増えていけば収益も伸びていく流れです。
趣味や交流として楽しむ活用法
「稼ぐ」ことだけに集中するとプレッシャーが大きくなり、続けにくくなることもあります。ライブ配信は趣味や日常を共有する場として活用するのもおすすめです。同じ趣味を持つ人と出会えたり、同世代同士で会話を楽しめたりと、リアルでは得られない交流が広がります。
顔出しあり・なしの違い
ライブ配信には「顔出しが主流」のアプリと、「顔出し不要」で声だけ・アバターで参加できるアプリがあります。顔出しは表情や雰囲気が伝わりやすい一方で、プライバシー面に不安を感じる人も少なくありません。その場合は、声や音声に特化したアプリを選ぶと安心です。自分のスタイルに合わせてアプリを選ぶことが、長く楽しむコツになります。
顔出し主流で人気のライブ配信アプリ
Pococha|初心者にも優しい国内定番アプリ
特徴
- DeNAが運営する安心の国内アプリ
- 利用者の年齢層が幅広く、40代・50代の配信者も多い
- ランク制度やイベントが充実しており、成長を実感しやすい
- コメントやスタンプでリスナーと交流しやすい
Pococha(ポコチャ)は、初心者でも配信を始めやすいと評判の国内ライブ配信アプリです。大手企業DeNAが運営しているため安全性が高く、サポート体制もしっかりしています。
利用者層は若年層に偏らず、40代・50代の配信者も珍しくありません。雑談や歌、趣味の共有など、落ち着いた内容の配信が受け入れられやすい環境が整っています。
また、特徴的なのがランク制度。配信を続けることでランクが上がり、リスナーからの応援を実感できる仕組みになっています。これがモチベーションにつながり、「やってみたら意外と楽しい」と継続する人が多いのもPocochaならでは。
配信を続けてランクをあげれば、リスナーからのギフト(いわゆる投げ銭)とは別に配信に対しての時給が発生するのもPocochaを強くおすすめする理由です。ちゃんと配信活動をすれば一定の報酬は保証されるのはモチベーションの維持にもなります。

きちんと活動してうまくいけば初月からでも時給にして1,500~3,500円ぐらいの報酬は狙えるよ。
もちろん、もっと継続して活動したり、さらにリスナーが増えれば一気に何倍もの報酬を狙えるので、頑張ってうまくいけばそれほど時間に対しての収益効率も上がります。それもあって、主婦の方がパートとは別にスキマ時間でPocochaを始めたりといったことがかなり増えています。
リスナーとの距離感も近く、コメントやスタンプで気軽にやり取りができます。40代・50代から「新しい仲間とつながりたい」「副業として挑戦したい」と考えている人には、安心してスタートできるアプリといえるでしょう。
ビゴライブ(BIGO LIVE)|世界とつながれるグローバル配信
特徴
- 世界150以上の国で利用されるグローバルアプリ
- 利用者層が幅広く、年齢や国籍にとらわれず交流できる
- ゲーム配信・雑談・音楽などジャンルが多彩
- 翻訳機能があり、海外リスナーともつながりやすい
ビゴライブ(BIGO LIVE)は、世界中で利用されている大規模なライブ配信アプリです。日本国内でも利用者が増えており、40代・50代の配信者も実際に活動しています。雑談や歌、趣味のシェアといった落ち着いた配信が好まれる場面も多く、同世代のリスナーが見つかりやすいのも魅力です。
このアプリの大きな強みは、グローバルに配信できること。翻訳機能が搭載されているため、海外リスナーともスムーズに交流できます。日本国内にとどまらず、世界中の人とつながれるのはビゴライブならではの体験です。
また、配信ジャンルの幅広さも特徴で、ゲーム実況から音楽演奏まで多彩なスタイルが受け入れられています。顔出し配信が主流ですが、必ずしも若い世代向けというわけではなく、人生経験を活かしたトークや落ち着いた配信を楽しむ40代・50代も増えています。
「国内だけでなく海外の人とも交流してみたい」「幅広いジャンルの中で自分らしい配信をしたい」という人におすすめのアプリです。
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17LIVE(イチナナ)|国内最大級、幅広い年代が活躍
特徴
- 国内最大級のユーザー数を誇るライブ配信アプリ
- 年齢層が幅広く、40代・50代ライバーも実際に活動中
- 音楽・雑談・イベント配信などジャンルが豊富
- サポート体制が整っており安心して使える
17LIVE(イチナナ)は、国内外で多くのユーザーに利用されている最大級のライブ配信アプリです。知名度が高く、ライバーやリスナーの数が非常に多いため、同年代の配信者やリスナーを見つけやすい環境が整っています。
配信ジャンルは幅広く、歌や雑談はもちろん、トークイベントや趣味配信なども人気。若い世代だけでなく、40代・50代の配信者が落ち着いた雰囲気で活動している例も多く、幅広い年齢層に対応できる懐の深さがあります。
また、サポート体制が充実しているのもポイント。配信初心者でも操作に迷いにくく、トラブル時の対応も整っているため、安心して利用できます。ユーザー数が多い分、最初は競争の激しさを感じることもありますが、その分リスナーとの出会いのチャンスも豊富です。
「たくさんの人に見てもらいたい」「幅広い交流を楽しみたい」という方には、まず検討したいアプリといえるでしょう。
ふわっち|同世代ユーザーも多く馴染みやすい
特徴
- 日本発のライブ配信アプリで利用者の年齢層が幅広い
- 40代・50代のライバーやリスナーが多く活動
- 雑談・日常トークなど気軽な配信が中心
- ギフト機能やイベントもあり、応援してもらいやすい
ふわっちは、国内で長く親しまれているライブ配信アプリで、年齢層が比較的高いことが特徴です。若者が多いアプリに比べ、40代・50代のライバーやリスナーが多く参加しているため、同世代の仲間を見つけやすい環境があります。
配信ジャンルは雑談や日常の出来事などが中心で、特別なスキルがなくても気軽に始められる点が魅力。肩の力を抜いて「今日はこんなことがあった」と話すだけでも、リスナーとの交流が広がります。
また、ふわっちにはギフトやイベントなどの仕組みもあり、視聴者から応援してもらえる仕組みが整っています。派手さは少ないですが、その分アットホームな雰囲気が強く、「無理なく続けられる配信」 を求める人に向いています。
「同世代が多い環境で安心して配信したい」「気取らずに雑談を楽しみたい」という方には特におすすめのアプリです。
ニコ生|古参ユーザーが根強く活動する老舗サービス
特徴
- 2007年から続く国内最古参のライブ配信サービス
- ユーザー層が幅広く、中高年層も一定数存在
- 雑談・趣味・音楽などジャンルが多彩
- コミュニティ文化が強く、固定ファンを作りやすい
ニコ生(ニコニコ生放送)は、日本で最も古くから存在するライブ配信サービスのひとつです。長い歴史があるため、若い世代だけでなく、40代・50代を含む幅広い世代のユーザーが活動しているのが特徴です。
配信ジャンルは雑談や趣味、音楽演奏、ゲーム実況など多岐にわたり、昔から配信文化に触れてきた人にとっては馴染み深い場でもあります。視聴者も同世代が少なくないため、気負わず自然体で交流できるのも魅力です。
また、ニコ生はコミュニティ性が強いのも特徴で、リスナーとの距離が近く、固定ファンを作りやすい環境があります。新しいアプリに抵抗がある人でも、「昔から知っているニコニコなら安心」と思えるのも大きなメリットです。
「長年のネット文化に親しんできた」「同世代と趣味を共有したい」という方におすすめできる老舗の配信サービスです。
顔出しなしで気軽に始められるライブ配信アプリ
IRIAM(イリアム)|アバター配信で声だけ参加可能
Sponsored by IRIAM Inc.
特徴
- 自分の描いたイラストや用意したイラストをアバター化できる
- 顔出し不要で、声やトークに集中して楽しめる
- Vtuberのような感覚で「なりたいキャラ」になれる
- 実際に40代以上の配信者も増えている
IRIAM(イリアム)は、自分のイラストをアバターとして動かし、声を使って配信できるアプリです。一見すると若年層向けのVtuber文化に近い雰囲気がありますが、実は年齢や外見にとらわれず活動できる自由度が大きな魅力です。
顔出しをする必要がないため、実年齢や見た目を気にせず「理想のキャラクター」として配信に臨めます。かわいらしいキャラクターになりきって雑談したり、落ち着いた雰囲気のアバターを使って大人っぽい配信をしたりと、表現の幅も広がります。
実際に40代以上で活動しているライバーも少しずつ増えており、「年齢を重ねても新しい自分として配信できる」という安心感から、高齢層でも参入しやすい環境が整いつつあります。
「見た目に自信がない」「年齢を気にして配信に踏み出せなかった」という方でも、IRIAMなら気軽にスタートできるでしょう。
stand.fm|音声のみで安心して始められる
特徴
- 完全音声配信に特化したアプリ
- 顔出しなしで気軽に配信できる
- ポッドキャスト的に楽しめ、保存して聞き返すことも可能
- 趣味や学び、雑談など幅広いテーマで利用されている
stand.fmは、ラジオ感覚で音声配信ができるアプリです。カメラを使わず音声だけなので、完全に顔出し不要で配信できるのが最大の特徴。声や内容に集中してもらえるため、外見を気にせず活動できます。
また、ライブ配信だけでなく録音配信も可能で、自分の好きなテーマでコンテンツを残していけるのも魅力。雑談、趣味の紹介、学びの共有やビジネス関連のポッドキャストなど、40代・50代ならではの経験を活かした内容がリスナーに響きやすいです。ただ、副業としてお金をしっかり稼ぎたいという目的がある場合はハードルはかなり高めです。
「ラジオのように気軽に話したい」「顔出しは絶対に避けたい」という人に最適なアプリです。
40代・50代ライバー(ライブ配信者)の強みとは?
ライブ配信は若い世代が有利と思われがちですが、40代・50代ならではの強みがあります。同世代のリスナーに響くだけでなく、若い世代からも支持を集めやすいポイントを整理しました。
落ち着いた雰囲気や安心感
40代・50代のライバーは、声のトーンや話し方から自然に落ち着いた雰囲気が出ることが多いです。若い配信に比べて安心感があり、「リラックスできるから長く聴いていられる」というリスナーも少なくありません。
人生経験を活かしたトーク力
仕事や家庭、趣味など、多くの経験を積んできた世代ならではのトークは強みです。共感を呼ぶ話題やためになる知識は、同世代だけでなく若い世代にとっても新鮮で価値のあるコンテンツになります。
同世代リスナーとの共感
利用者の年齢層が広いアプリでは、同じ40代・50代のリスナーがいることも多いです。「自分と同じくらいの年齢の人が配信している」と感じるだけで、親近感や安心感につながりやすく、ファンになってくれる人も出てきます。
このように、若さよりも経験や落ち着きが魅力になるのが40代・50代ライバーの強みです。特に雑談や趣味配信では、その魅力が自然とリスナーに伝わりやすいでしょう。
40代・50代ライバーとして続けるコツ
ライブ配信は一度始めるのは簡単ですが、続けることが一番のポイントです。特に40代・50代の方が無理なく長く楽しむためには、次のような工夫が役立ちます。
無理のない配信ペースを作る
若い世代のように毎日長時間配信するのは難しいかもしれません。自分の生活リズムに合ったペースを決めて、週に数回・短時間から始めると無理なく続けられます。配信が負担にならないことが継続の第一歩です。
ライブ配信にのめり込んだのが原因で家事に手がつけられなくなったり、旦那や奥さんなど家族との仲が悪くなってしまうというケースもわりとあります。ライブ配信は楽しいので、ハマるひとはとことんハマってしまうこともあるので、家族との時間を尊重したうえでの活動を心がけましょう。
リスナーとの交流を大事にする
ライブ配信は一方的に話す場ではなく、リスナーと会話を楽しむ場です。コメントに反応したり、リスナーの話題に耳を傾けたりすることで、ファンとの距離が縮まり、自然に応援してくれる人が増えます。
得意分野や趣味を活かす
雑談だけでなく、自分の趣味や特技を取り入れると個性が出ます。料理、音楽、旅行、読書など、40代・50代ならではのライフスタイルや経験をシェアすることで、同世代はもちろん、若い世代からも「新鮮で面白い」と感じてもらえます。
配信を長く続ける秘訣は、自分に無理をさせず、楽しみながら続けること。副業として収益を得たい人も、趣味として配信を楽しみたい人も、このスタンスを意識するだけで続けやすくなります。
40代50代のライバー募集の求人は怪しい?
40代50代までの年齢を対象に「ライバー募集」といった完全出来高制の求人が出されているのを最近ではよくみかけます。40代・50代でも応募できると書かれている場合もありますが、「本当に信頼できるの?」と不安に感じる人も多いはずです。
実はライブ配信の世界には、YouTuberにおけるUUUMのように、ライバーをサポートする事務所が存在します。これらの事務所は、配信活動のサポートを行う代わりに報酬の一部を中抜きするケースもありますが、アプリ公式に認定された事務所の場合は、報酬が100%ライバーに支払われる仕組みを採用しているところも少なくありません。
公式認定の事務所に所属すると、配信のノウハウを教えてもらえたり、リスナーを獲得するためのアドバイスを受けられたりと、最初からしっかり稼ぎたい人にとって有利な環境を整えてもらえます。
ただし、事務所と一口にいっても数が多く、中には怪しいものも存在します。求人広告だけを鵜呑みにせず、募集内容をしっかり確認し、公式認定かどうかを見極めることが大切です。
「安心して始めたい」「サポートを受けながら稼ぎたい」という方は、事務所に所属するのも一つの方法ですが、安易に飛びつかず、信頼性を見極めてから応募しましょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ|40代・50代からライブ配信を始めよう!
ライブ配信は若い世代の文化と思われがちですが、実際には 40代・50代から配信を始める人も増えています。落ち着いた雰囲気や人生経験を活かしたトークは、若い世代にはない強みであり、同世代リスナーの共感も得やすいものです。
アプリ選びでは、顔出しで幅広いリスナーと交流できるPocochaが副業としての稼ぎも狙っていくならおすすめです。そのほかにもユーザーの平均年齢層が高めなふわっちも定番。一方で、IRIAMやstand.fmのように顔出しなしで声だけで楽しめるアプリもあり、自分に合ったスタイルで始められる環境が整っています。
また、「ライバー募集」の求人を見かけることもありますが、怪しいものに飛びつくのではなく、公式認定の事務所かどうかを確認することが大切です。事務所に所属すればサポートを受けながら活動できるため、しっかり稼ぎたい人には有効な選択肢となるでしょう。
40代・50代だからこそ伝えられるものがあり、聴いてくれる人は必ずいます。まずは無理のないペースで、自分らしい配信スタイルを見つけてみてください。
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