本記事では、FacebookやTwitterといった既存のSNSの次に流行するであろうSNSについて紹介していきます。流行にいち早く乗りたい、FacebookやTwitterはもう飽きた、といった方におすすめな内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
昔はmixiなんかが流行っていたけど、どんどんSNSは移り変わっていくね。
今はツイッターやインスタグラムが主流だけど、それ以外にもたくさんのSNSが流行りつつあるよ!
インターネット上でテキストや画像などを共有し、家族や友人と、ときには赤の他人ともコミュニケーションがとれるサービス、それが「SNS」です。SNSはスマホの普及とともにユーザー数を爆発的に伸ばし、世界最大のSNS「Facebook」は、今や全世界に27億人を抱えるサービスとなりました。
最近ではライブ配信アプリがどんどん増えていて、SNSのように写真や動画の投稿ができたり、音声を使ってフォロワーとコミュニケーションとるのが流行ってきています。
というわけで本記事では「【2021年版】次にくる新世代のSNSを紹介!【これから流行る】」と題して、最新のSNSについてお伝えしていきます。
Hakuna Live(ハクナライブ):ラジオも楽しめるライブ配信アプリ
- リリースから1年で500万DL突破
- ライブ配信では声のみのラジオが人気
- 視聴者も配信に参加できるゲストライブ機能
- コミュニケーションがとりやすいアプリ
Hakuna Liveとは、2019年7月から株式会社MOVEFAST COMPANYが運営しているライブ配信アプリです。
なおHakuna Liveはリリースからまだ1年で累計500万ダウンロードされており、高い人気がうかがえます。
日本のライブ配信アプリ市場のシェアを、今後一気に獲得していくのは間違いないでしょう。
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Spoon(スプーン):音声でコミュニケーションがとれる
- 音声メインのコミュニティラジオアプリ
- ラジオ形式で音声配信ができる
- 自分の声を掲示板に投稿できる
- 声でみんなとコミュニケーションがとれる
- ライブ配信でお金を稼ぐこともできる
Spoon(スプーン)は急激に流行ってきている音声系SNSのひとつで、自分の声を投稿したりラジオ形式で配信してユーザーとコミュニケーションがとれるアプリです。
「声でつながる」をコンセプトにしたアプリで、声フェチの人はもちろんイケボやかわいい声をしたユーザーがたくさんいるのも特徴となっています。また、ラジオのようにライブ配信も行えるので、投げ銭をもらって収入を得ることが可能です。
音声を聴くのが好きな人や、ラジオ配信をしたい人、自分の歌や声マネ等を投稿して楽しみたい人は絶対にチェックしておくべきSNSです。
Pococha(ポコチャ):大手企業のDeNAが運営するライブ配信アプリ
- 幅広い層の人たちが配信をしている
- 配信者のファンクラブを作るファミリー機能がある
- 顔がとにかく盛れる美白フィルター
- 芸能人も配信に参加している
Pocochaとは、2019年1月から株式会社DeNAが運営しているライブ配信アプリです。大手企業のDeNAが運営なため、安心して利用できます。
プロモーションにかなりの力を入れており、渋谷スクランブル交差点のビジョン時報をジャックしたこともあります。渋谷に通うことがあるなら、Pocochaの広告を一度は見たことがあるのではないでしょうか?
そんなPocochaのSNSらしい特徴は「ファミリー機能」にあります。これは、いわゆる配信者のファンクラブのようなものが構築できる機能です。ファミリーが増えると配信者と視聴者の間でだけでなく、イベントの作戦会議などで視聴者同士の間でもやりとりが盛り上がるようになります。
ライブ配信アプリといえば配信者と視聴者のやりとりですが、視聴者同士で横のつながりも構築できるのは他のアプリではできない体験ですね。
BIGO LIVE(ビゴライブ):シンガポール発の異色なライブ配信アプリ
- ゲーム実況機能が充実している
- PK配信や配信者と視聴者で仮想ペット育成ができたり独特の交流ができる
- 日本人だけでなく外国人も多い
BIGO LIVEとは、株式会社BIGO LIVE JAPANが2018年から運営しているライブ配信アプリです。
シンガポール発のライブ配信アプリで、すでに全世界でユーザー数が2億人を突破。日本においても、ジャニーズの錦戸亮や有名YouTuberの「☆イニ☆」とタイアップをしており、プロモーションにかなり力を入れています。
すでに紹介したHakuna LiveやPocochaのように、視聴者が配信にゲスト参加できたり、配信者のファンクラブを作ったりできます。
BIGO LIVEだけの特徴を上げるとするなら、ゲーム実況機能が備わっている点です。ゲーム実況と視聴者のゲスト参加を合わせれば、配信者が視聴者とゲームで対戦したり協力したり、という楽しみ方もできそうですね。
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ミクチャ(旧 MixChannel):映像特化の配信コミュニティ
- 1000万ユーザーを突破する人気アプリ
- 10代の女性を中心に人気が高い
- 動画や写真の投稿だけでなくライブ配信もできる
- カラオケ配信をする機能もある
ミクチャとは、株式会社Donutsが2013年12月から提供・運営している映像特化の配信コミュニティです。旧名称は「MixChannel」で、2020年7月20日から現在の「ミクチャ」に改称されました。
ミクチャは特に女子高生から人気が高く、若者文化を手っ取り早く知るならミクチャを見てみるのが一番でしょう。
特に高校生カップルによる投稿は、恋愛をおおっぴらにすることは恥という日本の文化に慣れていると、なかなかに衝撃的です。新しい文化が生まれるその様は、まさに次世代のSNSといえます。
また、ミクチャ独自の機能として「カラオケ配信」が挙げられます。新型コロナの流行によりカラオケのような三密空間が衛生的に敬遠される中、バーチャル上のカラオケはどのように盛り上がるのか、これからに注目ですね。
Wacha(ワチャ)
Wacha(ワチャ)は2021年7月にリリースされたばかりの音声SNSアプリです。
文字がメインであるTwitterや画像がメインであるInstagramとは違って、共通の趣味がある友人やフォロワーと気軽に会話を楽しむことをメインとしています。
Watha登録時にファッションや音楽、美容・健康など、自分に興味があるカテゴリーを選ぶことで同じ趣味のひとと繋がることができます。会話のできるルームは大勢のひとが入室できて、そのなかで話ができるのは最大8人までとなっています。
ルームでの会話は24時間だけアーカイブに残るから限定性があるからこそ、その場でしかできない色々な話が聞けそうね。
仕組み自体はTwitterのスペース機能に似ていますが、コメント機能があったりカテゴリーを設定できたり、また入室を制限できる鍵機能があったりと、Twitterではできない音声SNSならではの機能が備わっています。Twitterのスペースや配信で話をするのが好きな人はぜひWacha(ワチャ)をチェックしてみてください。
TikTok(ティックトック):若い人はみんな使っている動画SNS
- 短い(15秒)の動画をあげるSNS
- 海外ではYou Tubeよりも人気がある
TikTokとは、中国のIT企業「ByteDance(バイトダンス)」が、2016年から提供・運営している動画共有サービスです。
有名な動画共有サービスにYouTubeがありますが、TikTokの場合は「15秒までのショートムービーだけ上げられる」「SNS機能が充実している」という特徴があります。
インターネットで広告をよく見かけるため、おそらく「もう知っている」という方も少なくないでしょう。嵐やヒカキンなど、有名人もたくさん参加しています。
これから流行るというより、TikTokは現在進行系で流行りはじめているアプリですが、FacebookやTwitterと比べれば広く浸透しているとはいえません。そういう意味で、まだまだ伸びしろが大きいアプリです。
Pinterest(ピンタレスト):インスタと似てるようで全然ちがう!?
- 海外ではすでに広く使われているサービス
- 画像コンテンツのブックマーク機能が便利
Pinterestとは、アメリカのPinterest, Inc.が2009年から運営する画像共有サービスです。日本では存在感が薄いように思いますが、海外では広く使われています。
画像共有サービスということでInstagramと混同されがちなPinterestですが、使われ方はすこし違います。
たとえば料理の写真ひとつとっても、Instagramに上げるかPinterestに上げるかで捉え方は変わってくるでしょう。
- Instagram
オシャレな空間で食事をした体験や、「インスタ映え」するキレイな料理を味わったことを自慢したい - Pinterest
夕食をどうしようか考えている人のために、自分が考えたレシピや行ったことのあるレストランをおすすめしたい
つまり、Instagramはそのときの感情を共有するために写真をアップするのに対して、Pinterestは自分のおすすめしたいことを共有するために写真をアップするのです。
とはいえ、これはあくまでも「こういう傾向にありますよ」という解説です。Instagramでもレストランをおすすめすることはありますし、Pinterestでも映えをねらって写真を上げることはあります。
明確なルールはないので、その辺りは自分のやりたいように柔軟な使い方をすればよいでしょう。
日本での普及度を比べると、PinterestはInstagramにまだ遠く及びません。
しかし、Instagramのように映える写真が市民権を得やすい風潮はありませんし、実用的な側面も強いため使い分けは十分に可能。日本でも今後盛り上がりそうなSNSですね。
Snapchat(スナップチャット):すべての投稿が10秒で消えるSNS
- 投稿が最大10秒で消えるのが特徴
- すぐ消えるから気軽に投稿ができる
- アメリカの10代の間ではインスタより人気
Snapchatとは、アメリカのSnap Inc.が2011年から運営しているチャットサービスで、略称は「スナチャ」です。
2020年7月の日間アクティブユーザー数はなんと約2.4億人で、これは誰もが知るSNS「Twitter」以上の数字です(Twitterは約1.9億人)。
そんなSnapchat最大の特徴は、テキストだろうと画像・動画だろうと、すべてのチャットが最大10秒(投稿者が1~10秒の間で設定可能)で消えてしまうということです。
「そんなの、何が楽しいの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、日常で起こるちょっとしたこと・下らないことを伝えたいときに、10秒以内に消えるという仕様がやはり役立つのです。
たとえば暇アピールをしてみたり、変顔フィルターをかけた自撮り写真を上げてみたり、すぐ消えるのをいいことにちょっと恥ずかしい投稿をしてみたり……その10秒間には、一度はまると抜け出せない中毒性があります。
Cocoon(コクーン):家族とのプライベートな空間を作れるSNS
- 広告が一切なくて使いやすい
- 家族とのやり取りがメインのSNS
- 日本語の対応はしていない
Cocoonとは、元Facebook社員だったカップルが2018年から運営している家族向けのSNSです。
同じく家族向けのSNSに「Life360」が存在しますが、こちらは位置情報の共有がメインとなっており、家族が安全かどうかを見守るための役割が強いアプリです。
一方のCocoonは、家族の関係性を重視した機能になっており、よりSNSらしい使い方ができるアプリになっています。
しかし、残念ながら日本ではまだ本格的にサービスを開始していません。日本の場合、家族で使うSNSといえばLINE一強で競争が少ないように見えるので、今後に期待です。
Octi(オクティ):AR技術が使れている”オフライン”SNS
- アプリのカメラで友達を映すとプロフィールが表示される
- 日本ではまだ使えない
Octiとは、アメリカのスタートアップ企業「Octi」が運営しているオフラインSNSです。ARという、最先端の技術が用いられています。
使い方は、他のSNSと比べて非常に特殊です。
まず、アプリのカメラで人を映します。すると、映された人が好きなYouTubeの動画やSpotifyの音楽を示すパネルが、その人の周りを囲むように表示されるのです。
これらの情報は本人の顔をカメラに映さないと見られないため、SNSでありながら「実際に人と会う」必要があります。
最先端技術が使われていながら、アプリの使用はオフラインが前提になっているとは、なんとも不思議ですね。
Octiはかつてないコミュニケーションのあり方が期待できそうな、The・新世代のSNSといった感じですが、残念ながら日本ではまだサービスが提供されていません。今後に期待しましょう。
Basement(ベースメント):親しい友達とのコミュニティに特化したSNS
- 最大20人の親しい友達とだけ繋がるSNS
- 日本ではまだ使えない
Basementとは、アメリカのスタートアップ企業「Basement」が運営しているマイクロSNSです。
SNSのタイムラインはたくさんの情報で溢れかえっています。また、人によっては毎日何十件、何百件という通知がSNSから来ることもあるでしょう。
SNSによる情報の奔流がもたらす影響は小さくなく、世間には「SNS疲れ」という言葉があるほどです。その問題を解決すべく生まれたのが、親しい友人とのつながりにのみ特化したBasementです。
Basementでフォローできるユーザーは、最大20人までに限られており、タイムラインには一切広告がなく、本当に意味のある情報共有やコミュニケーションができるようになっています。
親しい友達とのコミュニティ形成に特化したSNSは、今まであったようでありませんでした。日本ではまだサービスが提供されていませんが、親しい友だちとだけやり取りしたいという需要は大きいと思うので、今後に期待です。
Yubo(ユーボ):ランダムビデオチャットが楽しめるSNS
- 25歳未満の若いユーザーに限定されている
- 日本語に対応している
Yuboとは、フランスのスタートアップ企業「Yubo」が2015年から運営しているビデオチャットSNSです。
登録できるユーザーの年齢が25歳以下の若者のみに限られており、さらにアプリ内では、13~17歳と18~25歳という風に交流できるユーザーが区切られます。
SNSといえば「いいね!」やフォロワーの数ですが、Yuboではそれらが一切排されており、コミュニケーションはグループでのテキスト・ビデオチャットのみに限られます。
日本でもサービス展開しており、アプリも日本語に対応しています。ただしユーザーは外国人が多めなため、十分に楽しむには英語力が必要というのが現状です。
新世代のSNSまとめ
日本発のライブ配信アプリから海外のスタートアップ系アプリまで、次に流行る新世代のSNSを紹介してきました。いかがだったでしょうか?
今ってたくさんのSNSがあるんだね!
オンライン上のコミュニケーションは、文章→画像→動画という風に、どんどん形を変えてきています。動画ではライブ配信や音声のみを使ったコミュニケーションが流行ってきているので、興味がある人はぜひ1度チェックしてみてください。
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