ライバーとして活躍する上で、ライバー事務所に所属するのが最も手っ取り早い方法となります。
ただし、ライバー事務所に所属しても思っていたように稼げないなどの理由で、事務所を辞めたくなる場合があります。
ライバーにとって、ライバー事務所は会社のような存在であり、そう簡単に辞められないイメージがあるものです。
ライバー事務所を辞めるのは勇気が必要な印象があるよね…
では、ライバー事務所を辞めたいと感じた場合、どのような手続きをおこなえば良いのでしょうか。
本記事では、ライバー事務所を辞めたい場合の手続きや、注意点を解説します。
ライバー事務所を辞めたい理由とは
ライバー事務所を辞めたくなる理由には、主に以下のようなケースがあります。
各理由について、詳しく解説します。
あまり稼げない
ライバー事務所に所属するメリットとして、ライバーとして活躍するために様々なサポートを受けられる点が挙げられます。
例えば、ライブ配信する上で必要となる機材の選定をサポートしたり、ライブ配信で多くのリスナーを獲得したりするコツなども伝授してもらえます。
また、ライブ配信以外の仕事を斡旋してもらえるなどのサポートを受けられる点が魅力的です。
サポートしてもらえるのは心強いよね!
有益なサポートを受けられる反面、ライバー事務所は手数料を徴収して自社の利益を確保しています。
この手数料が重荷になり、仕事を多く請け負っても思うように稼げないと感じる場合が多いです。
事務所を辞めて、フリーのライバーとして活動すれば自分で責任を負う必要がある反面、得られた利益はすべて自分の手元に入ります。
どっちがいいかは難しいところだけど…
以上のように、ライバー事務所に所属することであまり稼げないと感じて、辞めたくなる場合が多いです。
ノルマが厳しい
ライバー事務所では、所属するライバーに仕事する機会を与える見返りとして、コンスタントに利益を上げてもらい自社の利益としている側面があります。
そこで、所属するライバーに対してノルマを与えるケースが散見されます。
ノルマとは、具体的には週や月単位で○○時間以上の配信をおこなうこと、などと指定される場合が多いです。
ノルマがあるとプレッシャーを感じるよね…
ライバー事務所がライバーに課すノルマについては、特に苦にならない程度の設定であればまだしも、中には毎日配信など無理なノルマを設定されるケースもあります。
もし、無理なノルマを課されてしまうと対応しきれなくなりライバー事務所を辞めたくなります。
サポートしてくれない
ライバー事務所の多くが、ライバーに対してマネージャーを付けてもらえるケースが多いです。
一般的に、芸能人に対するマネージャーと聞くとスケジュール管理などを思い浮かべるものです。
一方で、ライバー事務所のマネージャーは配信サポートなどがメインとなります。
配信時に困ったことがあれば頼りになる存在だよ!
ただし、ライバー事務所によってはマネージャーとは名ばかりで、配信サポートなどを対応してもらえない場合があります。
また、マネージャー個人の問題で、本来すべきサポートを実施してくれないケースもあります。
ライバー側からすれば、サポートを期待していたのにサポートしてもらえないとなった場合、事務所を辞めることを選択することになりかねません。
事務所を移籍したい
人気ライバーともなれば、ぜひ事務所に招き入れたいというオファーが届く場合があります。
実際に、SNSのダイレクトメッセージなどで、スカウトが届いて所属したというケースがあります。
ただし、すでにライバー事務所に所属している場合は事務所の掛け持ちは禁止されており、移籍しなければなりません。
ライバー事務所を移籍する場合もあるんだよね!
現状より好条件の待遇でスカウトを受ける場合、今所属している事務所を辞める対応を取る場合があります。
ライバー事務所を辞めるには
様々な事情でライバー事務所を辞めたいと感じた場合、実際に辞めるために以下の対応が必要となります。
各行動の詳細は、以下のとおりです。
辞めたい理由を明確にしておく
ライバー事務所を辞める際には、当然無断で辞めることはできず事務所に辞める旨を伝える必要があります。
辞めることを伝える際には、ライバー事務所側としてはなぜ辞めるのかを聞きたくなるものです。
もし、残ってほしいと思っている場合は理由を聞いた上で待遇改善を図ってもらえる可能性があります。
条件次第で結果的に残る選択もアリだよね!
そこで、マネージャーや事務所に伝える前に、なぜ辞めたいのかを聞かれた際に明確にしておく必要があります。
場合によっては、すべてを正直に話しにくい場合もありますが、事前に理由を考えておくと両者にとって傷つかない理由を見いだせる場合もあります。
マネージャーに相談する
辞めることを事務所に伝える前に、あらかじめマネージャーに先に辞めたい意志を伝えてください。
ライバー事務所のマネージャーはライバーをサポートするのが主な仕事となり、ライバーの悩みを聞いてもらえる存在でもあります。
そこで、マネージャーにライバー事務所を辞める理由と同時に、不満点なども伝えてください。
思いの丈をぶつけてみるのもいいよね!
内容次第では、不満点などを伝えることで改善してもらえる可能性もあるため、駄目でもともとでも思いを伝えてみることをおすすめします。
事務所に報告し日程を決める
マネージャーに相談しても解決しない場合、最終ステップとしてライバー事務所に辞めたい旨を伝えます。
ライバー事務所としても、やはり残ってほしいという場合は引き止められる場合があります。
それでも事務所を辞めたい場合は、お互いに辞めるタイミングなどについて話し合ってください。
お互い冷静な対応が必要となるよ!
事務所を辞める際には、絶対に無断で契約解除する行動を取るなどの行動はとらず、話し合いを持って解決してください。
ライバー事務所を辞める際に違約金などを設けている場合があるため、事前に契約内容を確認した上で円満に話し合いを進められるかが重要です。
ライバー事務所を辞める時のトラブル事例や注意点
ライバー事務所を辞める際には、話し合い次第でトラブルに発展する場合があります。
トラブルが発生すると、その噂が業界内で広まり次の事務所に所属したくてもうまくいかない場合があるのです。
そこで、以下のような点に注意して行動してください。
各注意点について、詳しく解説します。
契約期間内だと違約金が発生する場合がある
ライバー事務所によっては、所属する際の契約条項として契約期間が定められている場合があります。
例えば、2年契約で契約完了後はさらに2年契約を継続するかを判断するような契約形態をとるなどのパターンがあるのです。
この場合、もし契約期間内に事務所を辞めたいとなった場合、違約金がかかってしまう可能性があります。
違約金は金額が高いケースもあるから注意しないと!
よって、事前に契約期間などの取り決めを確認して、なるべく契約期間を満了して辞める対応が必要となります。
なかなか辞めさせてくれない
ライバー事務所との間で契約を締結している場合、基本はお互いが同意の上で辞める手続きを取らなければなりません。
自分としては辞めたくても、事務所側が引き留めのために合意しない場合もあります。
話し合いでは解決せず、お互い弁護士を立てて話し合うなどの対応をしなければならないケースもあります。
アプリのアカウントが引き継げない
ライバー事務所によっては、特定のライブ配信サービスの公認を受けている場合があります。
その場合、公式ライバーとして登録される可能性があり、より多くの注目を集めることが可能です。
ただし、公式ライバーになっている場合は事務所を辞めると一般ユーザーとなるケースが大半です。
お墨付きが消えてしまうのは悲しいけど仕方ない…
単純に一般ユーザーになるだけでなく、今までの情報が引き継げない場合があり、せっかく獲得したフォロワーを改めて獲得しなければならなくなります。
給料の未払い問題
ライバー事務所との間で、大きなトラブルに発展しかねないのが金銭に関する内容です。
特に、給料の未払いが発生する場合には、当事者だけでなく訴訟により解決しなければならないケースもあります。
実際に、事務所を辞めると伝えた後、辞めさせてもらえないばかりか給料を払ってもらえず揉める事例もあるのです。
働いても賃金を得られないのは最低だね!
また、辞めると伝えた後に前月分の給料が未払いとなるパターンもあるため、粘り強く交渉する必要があります。
移籍先の事務所と揉める
ライバー事務所に辞める理由を伝える場合、あからさまな嘘をついて辞める場合があります。
例えば、移籍することが理由であるのに家庭の都合などの理由を付けて辞めると、もし嘘が発覚した際に前の事務所としては決して気分がよくないものです。
また、移籍先の事務所に所属する際に、前の事務所を辞めたと嘘をついていて、嘘がばれて二重契約していると移籍先の事務所とも揉めてしまいかねません。
ライバー活動で成功するには
ライバーとして活動する以上、成功を納めたいものです。
そこで、ライバー活動で成功するための事務所選びとして、以下の点に注意してください。
各ポイントについて、詳しく解説します。
悪質なライバー事務所に気をつける
ライバー事務所の中には、まるでライバーをもののように扱う悪徳業者が少なからず存在します。
悪質なライバー事務所の場合、ライバーが得た収入から多くの手数料を搾取するケースが多いです。
また、より多くの利益を獲得しようとライバーに対して無理なノルマを与えるケースもあります。
ライバーをもの扱いするのはひどいよね!
そこで、事務所のホームページで雇用条件などを確認したり、評判などを確認したりして、悪質なライバー事務所でないことを確認してください。
サポート体制が充実した事務所を選ぶ
ライバー事務所を選ぶ際には、サポートが充実しているかどうかをよく確認してください。
配信サポートやマニュアルがあったり、実績があるライバーが所属していたりする場合、手厚いサポートを受けられる可能性が高いです。
サポート体制については、ホームページなどで確認可能であり、また所属しているトップライバーのSNSなども参考となります。
まとめ
ライバー事務所を辞めたい場合、基本的には事務所との話し合いにより決まる形となります。
辞める手続きを取る際には、あらかじめ契約内容などを確認して、お互いが冷静に対応できるかがポイントです。
今回紹介した内容を参考に、トラブルにだけは発展しないように慎重に進めてください。
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