職業として様々な業界から注目されているYouTubeですが、ライブ配信で稼げるのか気になっている人は多いと思います。
2022年3月12日には「うんこちゃん」の名称で有名な配信者の加藤純一さんが、結婚披露宴をYouTubeライブ配信して、投げ銭総額2億円を稼いだと話題になりました。
別世界のような話に思えますが、YouTubeライブで稼げるようになる基本は皆平等で、収益化の条件を満たす必要があります。
YouTubeライブで稼げる収益化の条件って、どんな内容なのかな?
収益化する方法について、詳しく解説していくよ!
本記事では、YouTubeライブで稼げるのか気になっている人に向けて、収益化する条件や方法を解説しています。
収益化するメリットやデメリットだけでなく、よくある質問まで回答していますので、今後の配信活動で稼ぐための参考にしてください。
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ちなみに、ゼロからYou Tube配信をして稼ぐことを目標としているなら、You Tubeではなくライブ配信アプリで稼ぐほうが難易度がかなり低くておすすめです。
YouTubeライブ配信(Live)とは
YouTubeライブ配信(Live)とは、事前に撮影した動画ではなくリアルタイムで視聴者と繋がれるコンテンツです。
世界中が利用している最も有名なライブ配信ツールで、高画質高音質の特徴があることから、ニュースやスポーツ中継などメディア企業の参入が目立ちます。
パソコンやモバイル端末を利用して、複数の画面を表示させたり音声を入れたり、リスナーへ複雑なライブ配信の提供も可能であり、さまざまな用途での活用が可能です。
YouTubeライブ配信の詳しいやり方については、以下の記事を参考にしてください。
基本的にYouTubeでは、動画再生の前や視聴最中に流れてくる広告が収益源となっていますが、ライブ配信はリアルタイムならではの稼ぎ方があります。
しかしライブ配信で稼ぐためには、収益化する条件を満たす必要がありますので、次の見出しで詳しく解説していきましょう。
YouTubeライブ配信で収益化する条件
YouTubeライブ配信では、収益化するための前提条件が定められており、自動システムと担当者によるチャンネル審査があります。
審査といえば重々しく感じられますが、日本国内から配信するYouTubeライブであれば、以下4つの収益化する条件を満たすことで合格可能です。
- 直近12ヶ月で総再生4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 18歳以上
- YouTubeのポリシーとガイドラインに違反していないコンテンツ
これらを満たした上で、Googleアカウントで2段階認証プロセスを有効にし、収益化の申し込みをしましょう。
審査に落ちても30日が経過すれば再度申し込めるので、諦めずにチャレンジしよう!
YouTubeライブ配信で収益化する方法
YouTubeライブ配信で稼げるようになれば、以下2つの方法で収益化できます。
- 広告収入
- スパチャ(スーパーチャット)
自身で立ち上げたオリジナルブランドやグッズ販売にファンを誘導する方法もありますが、ここでは純粋にYouTubeライブ配信で収益化する方法について、解説していきます。
広告収入
YouTube動画の収益化で、最も一般的な収益化が広告収入です。ライブ配信では以下3つの広告が挿入できますので、確認しておきましょう。
- プレロール広告
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プレロール広告は、ライブ配信の前に挿入できます。
視聴者は一定時間が経過すると広告スキップが可能になりますが、モバイルとパソコン両方に表示されるタイプであるため、YouTubeで最も主流になっています。
- ミッドロール広告
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ミッドロール広告は、8分を超える配信の最中に、複数回の差し込みが可能です。
最初の5秒は広告スキップできない仕様となっており、購入サイトのリンクを表示させておけば、外部への誘導もしやすくなっています。
パソコンで配信している場合は、途中で広告を手動挿入できますので、視聴者の熱量にあわせて、ぜひ試してみてください。
- ディスプレイ広告とオーバーレイ広告
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パソコンを対象にして、コンテンツの横もしくは、コンテンツに重ねて挿入できる広告です。
オーバーレイ広告は視聴者が×ボタンを押さないと消えない仕様になっており、広告を開きやすい傾向にあります。
録画配信と同じ感覚で、YouTubeライブでも広告を挿入できるよ!
スパチャ(スーパーチャット)
YouTubeライブ配信ならではの収益化方法ともいえるのが、投げ銭機能のあるスパチャ(スーパーチャット)です。
スパチャはYouTubeライブ配信中の視聴者からコメント共に寄付され、1人あたり100円〜5万円までの支援上限額が設定されています。
1円単位で金額指定できるため、ファンの間では遊び心を入れたスパチャが飛び交うことも珍しくありません。
たとえばVTuberグループ「にじさんじ」の配信では、2,434(にじさんじ)円のスパチャが目立つなど、チャンネルによって特色があります。
設定方法は、簡単3ステップで完了しますので、ぜひ試してください。
まずはYouTube Studioダッシュボードを開いて、メニュー左側の「収益受け取り」を選択してください。
メニュー上部にある「Supers」から、「使ってみる」を選択して表示された画面の指示に従っていきます。
「Super Chat は有効になっています」と表示が確認できれば、設定完了です。
YouTubeライブ配信で稼いだ収益には税金がかかりますので、以下の記事もあわせて参考にしてください。
YouTubeライブ配信のメリット
ここからはYouTubeライブ配信のメリットについて、3つ解説していきます。大きな配信効果が期待できるよう、しっかりメリットを把握しておきましょう!
- リスナーとコミュニケーションがとれる
- 動画編集の手間が必要ない
- アーカイブを残せる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく説明していきます。
リスナーとコミュニケーションがとれる
YouTubeライブ配信は、リアルタイムでリスナーとコミュニケーションがとれるメリットがあります。
配信を通して多くのリスナーと同じ時間を共有できるため、親近感が生まれて固定ファンを獲得しやすくなります。
応援熱量の高い固定ファンが獲得できるようになると、スパチャを投げてくれる傾向が高いです。
ファンからスパチャが投げられた際には、金額に応じて投稿がハイライトされますので、積極的にコメントしましょう。
感謝の気持ちを伝えることでリスナーに特別感を与えられますので、配信自体が盛り上がって、次のスパチャにもつながりやすくなります。
タイムラグがない分、ファンとの一体感が生まれやすくなるよ!
動画編集の手間が必要ない
さらにYouTubeライブは、現状をそのまま配信投稿するため、動画編集の手間が必要ありません。
録画投稿する場合、撮影した動画のカットや効果音挿入など、編集作業に時間を割いてアップロードします。
時間削減のために外注化して、編集コストが発生している配信者も少なくありません。
駆け出しのYouTuberにとって動画編集はハードルが高いように思える一方、今すぐ投稿可能なライブ配信は障壁が低いメリットがあります。
放送中のハプニングもリスナーにとっては醍醐味になるから、より配信が盛り上がるよ!
アーカイブを残せる
YouTubeライブ配信の大きなメリットは、自動的にアーカイブに残せる機能です。
ライブ配信終了した時点で動画をアップロードした場合と同じような扱いになり、無期限に保存できるメリットがあります。
初期設定ではチャットリプレイがONになっているため、配信時に書き込まれたコメント内容も振り返り可能です。
ただし自動保存機能は、12時間以内のライブ配信に適応されます。
YouTubeライブ配信のデメリット
YouTubeライブ配信は良い側面がある一方で、デメリットもあります。本記事では、とくに把握しておきたい3つのデメリットについて解説していきます。
- 収益化の条件が厳しい
- 機材が必要な場合がある
- ライバルが多い
事前にデメリットを把握しておくことで、YouTubeライブ配信で収益化する課題が可視化できるため、ぜひ確認しておいてください。
収益化の条件が厳しい
YouTubeライブ配信の大きなデメリットといえば、厳しい収益化の条件です。
トレンドに乗れば、比較的容易に1年間で4,000時間以上の再生を獲得できるかもしれませんが、新規参入の大きな壁は登録者数です。
YouTubeを利用した経験のある人なら風の噂で耳にしたことがあるかもしれませんが、業界では登録者1,000人以上を超えるチャンネルは、全体の10%程度と言われています。
1年間で1,000人のチャンネル登録者数を満たすには、リスナーに次の配信視聴を促せるような質の高いコンテンツ作成が望まれます。意外と簡単な収益化の条件と思えるかもしれませんが、初心者にとっては厳しいと念頭に置いておきましょう。
もともと登録者数がそれなりにいるならYou Tubeのライブ配信はおすすめですが、ゼロから配信で収益化を目的とするならライブ配信アプリでお金を稼ぐほうがおすすめです。ライブ配信アプリならゼロからでもリスナーがきてくれますし、きちんと継続さえできれば稼ぐハードルはかなり低いです。
機材が必要な場合がある
YouTubeライブは配信デバイスの内臓機能によって、以下の機材が必要になる場合がありますので注意してください。
- カメラ
- マイク
- HDMIケーブル&変換アダプタ
- キャプチャーボード(ゲーム実況する場合)
カメラやマイクが最初から搭載されているスマホから配信すれば、機材コストを削減できますが、50人超えのチャンネル登録者数が必要となります。
利用制限のないPCからのライブ配信が最も手軽に始められるため、必要な機材がある場合は買い足しておきましょう!
ライバルが多い
多くの有名人が参入しているYouTubeライブ配信は、一般浸透している影響からライバルが多いデメリットがあります。
アレクサ・インターネットランキングで、YouTubeはGoogle検索の次にアクセス数の多いウェブサイトと認識されているほどの知名度です。
それだけ利用者が多いとライブ配信を視聴してもらえる可能性もありますが、一般人だけでなく企業までもライバルになります。
当たれば大きく稼げる反面、注目されるまで道のりが険しいYouTubeライブ配信は、初心者のデビューに厳しいデメリットがあります。
YouTubeライブ配信の収益化についてよくある質問
最後にYouTubeライブ配信の収益化についてよくある質問について、回答していきましょう。
- ライブ配信にお金はかかるの?
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配信者は、お金がかかりません。
視聴者は一部、課金機能(スーパーチャット)があります。
- ライブ配信中に広告はつく?
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ライブ配信中に広告はつけれます。
ただし広告を付けるためには、収益化の条件を満たす必要があります。
- ライブ配信中のお金のマークはなに?
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ライブ配信中のお金のマークは、「ティッカー」といいます。
視聴者が配信者に対し、表示された金額を支払った証明です。
- 収益の計算サイトを教えて!
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登録なしで、基本無料で使えるサイトを2つ紹介します。
収益の計算サイト
YouTubeライブ配信の収益についてまとめ
本記事では、YouTubeライブ配信は稼げるのか気になっている人へ向けて、収益化する条件や方法を解説しました。
YouTubeライブ配信では、収益化する条件として、以下の4つを全て満たす必要があります。
- 直近12ヶ月で総再生4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- 18歳以上
- YouTubeのポリシーとガイドラインに違反していないコンテンツ
本記事では純粋にYouTubeライブのみで収益を得る方法として、広告収入とスパチャ(スーパーチャット)の2種類を紹介しました。
ただしYouTubeライブ配信はライバルの参入が多く、収益化の条件もハードルが高いため、上級者向けになります。
以下のライブ配信アプリなら、初心者でも手軽に稼げるので、ぜひ利用してみてください!
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