あらゆる調理がこなせる素敵な調理器具、ハンドブレンダー。1台あるだけで面倒な調理方法でもラクすることができます。
なかでも人気なのはブラウンのハンドブレンダーで、機種によって変わりますがありとあらゆる調理方法を網羅しています。
ブラウンのハンドブレンダーでできること
- つぶす
- まぜる
- きざむ/ミンチ
- 泡立てる
- スライス
- 千切り
- こねる
- 挽く
- 砕く
ブラウンのハンドブレンダーさえあれば、すり鉢やスライサーなどの道具も不要になりますし、食材をきざんだり千切りしたりと包丁でやるには面倒なことも一瞬で片付けることができます。
そんな便利なブラウンのハンドブレンダーですが、種類が多くてどれを選んだらいいのか分かりづらいのが難点です。僕も購入前に比較して調べたり店員に聞いたりして、最もコスパのいい機種を念入りに調べました。
結論、僕が購入したのは「BRAUN マルチクイック7 」でした。機種で言うと「MQ7080XG」か「MQ775」がコスパがいいという判断に至りました。ほぼ使わない機能を排除しつつ、スライスや千切り、おろしなど、たまにやる面倒な調理をこなしてくれるバランスのいいモデルとなっています。
ブラウン マルチクイックの比較・選び方
ブラウンのハンドブレンダーにはいくつか種類があります。それぞれの機種で出来ることが違うので気をつけてください。
ブラウン ハンドブレンダーの種類
- マルチクイック1
- マルチクイック3
- マルチクイック5
- マルチクイック5ヴァリオ
- マルチクイック5ヴァリオ フィット
- マルチクイック7
- マルチクイック9
たくさん種類がありますが、基本的に数字が大きいほうができることが増え性能も違うというイメージで問題ありません。
ですが一部機能においては数字の大きさが関係ない場合があります。例えばマルチクイック7・9は氷を砕く機能がないのですが、マルチクイック5ヴァリオフィットだと可能です。
普段の調理で面倒だなと思う調理方法をこなせるかをチェックして選ぶのが重要です。
さらに型番が異なる
ブラウンのハンドブレンダーは機種がそれぞれ異なる上に、さらに型番という種類があります。
例えば僕が購入し紹介する「マルチクイック7」でも多くの型番があり、それぞれ対応している調理方法が微妙に異なります。
ブラウン マルチクイック7の種類
- MQ700
- MQ735
- MQ738
- MQ745
- MQ775
- MQ778
さらに2020年モデルとしてリニューアルされた型番がいくつかあります。
- MQ7085XG
- MQ7080XG
- MQ7035XG
- MQ7030XG
- MQ7005X
- MQ7000X
それぞれ型番によって付属しているアタッチメントが微妙に異なったりして、できる調理方法にもわずかに差があります。泡立てができるものとできないもの、他にはスライスや千切りができない型番もあります。うーん、分かりにくすぎますね。
ブラウンのマルチクイック7でおすすめはMQ7085XGかMQ775
パワーとバランス、さらに機能に対する価格で考えるとコスパがいいのはマルチクイック7です。そんなマルチクイック7のなかでも使い勝手がいいのが「MQ7080XG」か「MQ775」です。
スライスや千切りなど必須レベルの機能を持っていて、氷を砕くや挽くなどの一般的な調理で使うことがほぼない機能はないバランスのとれた機種となっています。
ふたつの違いはほぼありません。おろす(チョッパー)機能と泡立て機能があるかないかの違いです。「MQ7080XG」はおろす機能が備わっていて、2020年の最新モデルとなっています。「MQ775」はおろす機能はありませんが泡立て機能が備わっています。
ちなみに僕が購入したのは「MQ775」のほうです。個人的に泡立て機能はたまに使うのと、おろす機能がないとはいえ、きざむ機能を使えばおろし調理が問題なくできるからです。
価格も性能も使いやすさも「ちょうど良い」
- つぶす
- まぜる
- きざむ/ミンチ
- 泡立てる
- スライス
- 千切り
- こねる
- 挽く
- 砕く
- 氷を砕く
- 野菜ヌードルをつくる
ブラウンのハンドブレンダー全体で見たときの機能すべてが上記ですが、絶対に使わない機能もありますよね。そして使わない機能のせいで価格が上がってしまうのは無駄です。どうせ買うなら良いものがいいけど、できる限りは安く抑えるに越したことはありません。
一般的な家庭の調理を考えたときに「挽く」「氷を砕く」「野菜ヌードルを作る」あたりの機能はほぼほぼ使う機会はありません。なかには必要なケースもあるでしょうが、普段使うことは決してないはずです。
だからといって機能を抑えすぎるのも考えものです。特に「スライス」「千切り」「みじん切り」などは、わりと日常的ですし、なにより包丁を使って行うなると面倒極まりない工程です。
機能面を比較したうえで考えると、あとは回転数やブレードの力強さなどの性能面で比較検討することになります。
例えば、下記の3機種は機能での差はありません。
- マルチクイック9 MQ9075X
- マルチクイック7 MQ775
- マルチクイック5ヴァリオ MQ5075
機能は同じですが消費電力や回転数、ブレードの力強さが異なります。とはいえ、食材たちが上記の処理方法で普通に対応できれば問題ないですよね。そこまで気にならない性能面で価格に差が出るなら安いほうが良いに決まっています。
そうなると価格が抑えられた「マルチクイック7 MQ775」か「マルチクイック5ヴァリオ MQ5075」の二択になります。そうなると今度は使いやすさという点で比較していくのがいいでしょう。
「マルチクイック5ヴァリオ」はダイヤル式で回転数を調整するのですが、握る力だけで調整する「マルチクイック7」よりも使い勝手が悪いです。実際にブラウンのハンドブレンダーを使っている僕からすると、回転数の調整は結構頻繁に行うものなので、断然「マルチクイック7 MQ775」のほうが使いやすいです。
機能面や価格帯だけでなく、使いやすさという点など総合的に考えるとマルチクイック7シリーズ。もっというと「MQ775」か「MQ7080XG」が最適といえるでしょう。
新しいモデルがいいというひとは「MQ7080XG」を選んで、泡立て機能も使う可能性があったり少しでも安いほうがいいという場合は「MQ775」を購入するのがおすすめです。
ブラウン マルチクイック7MQ775のレビュー
実際に「マルチクイック7 MQ775」を購入し使ってきたレビューをお伝えしていきます。購入してよかったと心から思っていますが、もちろん微妙な点もあるので、それらすべて正直にお伝えしていきます。購入を悩んでいるかたのヒントになれば幸いです。
同梱物
ブラウン マルチクイック7MQ775の同梱物
- ブレンダー本体
- ブレンダーシャフト
- 泡立て器
- チョッパーボウル
- ふた
- カッター
- スライサー
- 千切りツール(太・細)
- ツールホルダー
- こねベラ
- プッシャー
- 専用計量カップ
- 専用スパチュラ
- レシピブック
- 説明書
数々の機能を使うためのアタッチメントと、こねベラなどの普段料理で役立ちそうなアイテムも付属しています。付属品が多いので、まえもって収容スペースを確保しておくことは必須です。
大きいのは本体と材料を入れるボウル、本体に接続する器具2種です。他の付属品は小さいため困ることはないでしょう。
左奥は泡立て器。手前はブレンダーです。
どちらも本体に取り付けて使う仕様になっています。
刃ふたつはそれぞれ「刻む」「こねる」に使用します。
こねる用はプラスチックですが、刻むようは刃がついているので注意が必要です。
スライス・千切りする用のカッターは平べったいので収納しやすいでしょう。
スライス用のカッターが1枚。大・小ごとに使う千切り用カッターが1枚ずつ付属しています。
このように専用のツールにはめ込みボウルに装着することで千切りやみじんぎりが可能となります。
ふたの穴から食材を入れることで安全に処理することができます。
ブラウン マルチクイック7MQ775の大きさ・重さ
なかなか大きいですが、一度に多くの食材を処理するには必要な大きさですね。
掴んでいる本体部とボウルは切り離せるので、そこまでかさばって邪魔になるわけでもありません。
本体の重量は0.89kgなので、とても軽いというわけではないですが持ち上げて使うわけではないので気になりません。
マルチクイック7 MQ775で料理がラクになる
ミキサーとか泡立て器とか、みじん切りできる器具とか買ってきた僕ですが、そんなものを買う前にもっと早く「マルチクイック7」を購入しておくべきだと後悔しました。それぐらい日々の調理に重宝しています。
- 餃子
- パン
- ポタージュ
- ドレッシング
- ハンバーグ
- スムージー
- ジェラート
これらの料理に使う機会が多いのですが、やっぱり千切りやスライスが一瞬で終わらせられるのはラクすぎます。
「好きだけど面倒な料理」が簡単にできるのが便利すぎて、餃子やハンバーグを大量作りして冷凍保存するのがマイブームになっています。また、料理がラクになるだけでなく、パンやポタージュスープなど今まで作ろうと思うことすらなかった料理がレパートリーに入ってくるのも嬉しいポイントです。
スムージーやジェラート、ケーキなどのデザートもラクに作れるので今や最高の相棒となっています。
ブラウン マルチクイック7MQ775の注意点
とても便利で重宝しているマルチクイック7 MQ775ですが、購入に際しての注意点、デメリットもあるので正直にお伝えしていきます。
やっぱりちょっとかさばる
どうしても収納スペースは確保する必要はありますね。細かい装着器具もあるので、収納専用のカゴか何かを用意してまとめてしまっておくのが綺麗です。
他のハンドブレンダーでも色々な機能を求めると付属品は付くものなので、ハンドブレンダー全般の注意点と言ったほうがいいでしょう。
キッチンの収納スペースの奥のほうにしまうと、使うときに取り出すのが心底面倒に感じてしまいます。できる限り取り出しやすい位置に収納しておけるようにしておいたほうがいいです。
お手入れに注意が必要
基本的に使用したら普通に食器用洗剤で洗えるのですが、本体を取り付けるフタだけ少し気をつける必要があります。
本体と取り付ける表部分は大量に浸水すると故障の原因になるので、洗う時に接続部に水が入らないよう注意しましょう。
コードが短い
マルチクイック7 MQ775を使用する際、電源コードを挿した状態で使用します。
コードの長さは1.2mと長いわけではないので、きちんとコンセントの位置を確認してから購入するようにしましょう。
キッチン周りにコンセントがあるかどうかの確認、あるとしたら使う場所からどれぐらい離れているかを確認しておきましょう。場合によっては延長コード等が必要になることも。
ブラウン ハンドブレンダーを比較してのおすすめはマルチクイック7シリーズ
ブラウンのハンドブレンダー全体を比較して、最もバランスがとれたコスパのいいシリーズはマルチクイック7でした。
そして、そのなかでもおすすめなのが「MQ7080XG」か「MQ775」です。
- つぶす
- まぜる
- きざむ/ミンチ
- 泡立てる(orおろす)
- スライス
- 千切り
- こねる
1台で7役をこなせて、どの機能もあると便利で無駄がないモデルとなっています。
最新にこだわりたいなら「MQ7080XG」で、少しでも安く抑えたい、泡立て機能もほしいという場合には「MQ775」を選ぶのがいいでしょう。個人的には価格が少し抑えられて泡立てもできる「MQ775」のほうが総合的にコスパがいいかなと思っています。
ブラウンのハンドブレンダーがあるとないとでは料理の幅も、面倒臭さもかなり違います。普段料理をするひとはぜひこの機会に購入を検討してみてください。それでは。
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