ついにMacBook Airの時代がきた。おかえり。

ついそう言いたくなるぐらい、満足のいく新モデルが2020年11月18日に登場しました。
正直、2019年までは価格に対する性能面でパッとする感じではなかったのですが、2020年3月に登場したMacBook Airでコスパの良さが帰ってきた感がありました。
そして今回、11月にApple独自のプロセッサー「M1」を搭載した新モデルが登場したことで、メイン機としても使える完成されたモデルに昇華されました。
「迷ったMacBook Air」と胸を張って言える最高コスパです。
M1 MacBook Air | MacBook Air 2020 | MacBook Air 2019 | |
価格(税別) | 104,800円 | 104,800円 | 119,800円 |
CPU | M1チップ | Intel Core i3 1.1GHz | Intel Core i5 1.6GHz |
ストレージ | 256GB | 256GB | 128GB |
2019年から比較していくと、2020年3月に最小構成でのコスパ面が上がり、さらに2020年11月にM1チップ搭載で価格据え置きのまま性能がかなり上がったことになります。
もうね、買いですよこれは。
というわけで本記事ではM1搭載のMacBook Air 2020のレビューをしていきます。
さわれる目次
M1搭載Macbook Air 2020の同梱品









- MacBook Air
- 30W USB-C電源アダプタ
- USB-C充電ケーブル(2m)
- 簡易説明書
- ステッカー
同梱物としては従来モデルと変わりません。



手のひらサイズの30W電源アダプタ。



ケーブルは2mと長さ十分なCtoCです。



ステッカーは筐体のカラーに合わせた色が付属します。
M1搭載Macbook Air 2020の外観デザイン



MacBook AirはMacBookシリーズで最もコンパクトな筐体です。
M1搭載MacBook Airではファンはなくなりましたが、サイズが重さに関しては前モデルと変わりありません。



奥側から手前に薄くなっていくデザイン。
最も薄い部分では0.41cm・厚い部分では1.61cmとなっています。
重さは1.29kgと薄くて軽い、軽快に扱えるのがMacBook Airの特徴です。



バッグに入れて持ち運ぶのも気軽にできますし、机がなくてもイスさえあれば膝に乗せて作業するのだって苦ではありません。なんなら地べたであぐらをかいている体制でだって扱えます。



13.3インチのRetinaディスプレイ。解像度は2,560×1,600ピクセルで鮮明かつ滑らかなディスプレイ表現が体感可能です。



キーボードも変わりなくTouch ID内蔵のMagic Keyboradとなっています。



左側にはふたつのThunderbolt 3(USB-C)ポートが搭載。



充電にひとつ使うので必然的に確保できるポートはひとつとなります。USB-Cハブは別途用意しておくのがよいでしょう。



右側には3.5mmのヘッドフォンジャックも搭載されているので有線イヤホンも扱えます。
キーボードが心地良い



キーボードは前モデルと違いはありませんが、相変わらず心地の良い打鍵感です。
2019年モデルのバタフライ構造から「Magic Keyboard」と呼ばれるシザー式構造に戻りました。シザー式では従来のキーストローク0.55mmから1mmに改良され打鍵感がより深くなっています。
バタフライ式はキーが打ちづらく故障しやすいと評判が悪かったので、2020年に安心安定のキーボードが帰ってきたことになります。
打鍵感はわりと好みでわかれるのですが、少なくともキーボードの故障率は一気に下がっています。






Touch Barの搭載はなく、ファンクションキーの右隣にTouch IDが搭載。
指紋認証でロック解除やシステム環境変更許可、アプリの購入や決済時の承認などがワンタッチで済むので非常に便利です。
パスワードを入力する必要がないのは本当にストレスフリー。
ちなみにTouch IDは電源のON/OFFにも対応しています。
M1搭載Macbook Airを2020年モデルそれぞれ比較



M1搭載MacBook Air | Intel搭載MacBook Air | |
価格(税別) | 104,800円〜 | 104,800円〜 |
ディスプレイサイズ | 13.3インチ | 13.3インチ |
プロセッサ | Apple M1チップ 4つの高性能コアと4つの高効率コア |
Core i3 2コア 1.1GHz Core i5 4コア 1.1GHz Core i7 4コア 1.2GHz |
GPU | 7コアGPU 8コアGPU |
Iris Plus Graphics |
メモリ | 8GB ユニファイドメモリ
オプション:16GBメモリに変更可能 |
8GB 3,733MHz LPDDR4Xオンボードメモリ
オプション:16GBメモリに変更可能 |
ストレージ | 256GB 512GB 1TB 2TB |
256GB 512GB 1TB 2TB |
Touch ID | 搭載 | 搭載 |
キーボード | Magic Keyboard(シザー式) | Magic Keyboard(シザー式) |
サイズ・重量 | 高さ:0.41~1.61cm 幅:30.41cm 奥行き:21.24cm 重量:1.29kg |
高さ:0.41~1.61cm 幅:30.41cm 奥行き:21.24cm 重量:1.29kg |
ディスプレイ出力 | 6K(6,016 x 3,384)を1台 5K(5,120 x 2,880)を1台 4K(4,096 x 2,304)を1台 |
6K(6,016 x 3,384)を1台 5K(5,120 x 2,880)を1台 4K(4,096 x 2,304)を2台 |
スピーカー | ワイドなステレオサウンド Dolby Atmosに対応 |
ワイドなステレオサウンド Dolby Atmosに対応 |
バッテリー駆動時間 | ワイヤレスインターネット最大15時間 | ワイヤレスインターネット最大11時間 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6対応(ax) | Wi-Fi 5(ac) |
カラーバリエーション | スペースグレイ・ゴールド・シルバー | スペースグレイ・ゴールド・シルバー |
デザイン上の変化はまったくなく、キーボードや端子などの仕様も変更ありません。
- プロセッサーとしてM1チップが搭載
- バッテリー駆動が11時間から15時間に向上
- 外部モニターへの出力は1台のみ
- Wi-Fi 6対応
M1チップが搭載されたことで、価格と筐体デザインは変わらないまま性能が大幅にアップし、メインマシーンとしても安心して使えるレベルとなりました。
M1チップ搭載でパフォーマンスが劇的に進化
MacBook AirにM1チップが搭載されたことで、従来のPro顔負けのパフォーマンスになりました。
CPU性能は最大3.5倍・GPUは最大5倍・機械学習は最大9倍と高速化。比較対象はCorei7搭載のモデルとなっており、従来のMacBook Airでは考えられないレベルの進化です。
しかし今回登場したM1チップ搭載のMacBook Airだと、これまで高負荷だった作業を簡単にやってのけ、さらに筐体も熱を帯びずパフォーマンスも下がらない驚異的な性能となっています。
多くのひとが最小構成・最安値のモデルで十分と言える性能でしょう。
M1チップ搭載で電力効率が大幅にUP
M1チップ搭載によりパフォーマンスが上がっただけでなく、電力効率も改善されバッテリー駆動時間が大幅に伸びました。
前モデルだと通常使用で約11時間だったのが、M1チップ搭載により15時間駆動まで進化。1日中、稼働し続けたときに充電用の電源を探す必要がありません。
動画編集など高負荷な作業をしたらバッテリーの減りは早くなりますが、それでも半日以上もったりと従来モデルでは考えられないほどの電池持ちです。
Rosetta2により従来のアプリもほとんど動く
「Rosetta2」というエミュレーターにより、Intel向けのアプリもほとんどが動きます。
M1チップはApple独自のプロセッサなので、従来のIntel環境向けに開発されたアプリケーションが満足に動かないのではないかと言われていました。
しかしRosetta2を使えば、Intel向けに開発されたアプリがM1チップでも動作するよう変換されます。
「Rosetta2を介すことで動作がモッサリするのではないか?」という懸念も上がっていましたが、M1チップの性能がパフォーマンスをほぼ落とすことなく動作します。
普通に使う分であれば、アプリが動かずに困ることはほぼないでしょう。
ただし、一部のアプリによっては動作がモッサリしたり落ちたりするので、そういった場合は開発元のアップデートを持つ他ありません。
M1搭載のMacBook Airはどんな人におすすめか?



2020年11月発売のM1搭載MacBook Airを検討しているなかで、下記のひとには特におすすめしたいモデルとなっています。
- Macデビューをしたい
- 新生活で新しいラップトップが欲しい
- 家のなかや外で気軽に持ち歩いて使いたい
- ゴールドなMacBookが欲しい
- 身軽に動画や画像の編集がしたい
上記の通り弱点という弱点がほぼありません。
動画編集などをするならMacBook Proにしておいたほうがいい、という概念が今回のMacBook Airで覆りました。
日常的な使用、動画や画像の編集レベルだったらMacBook Airで問題ありません。
MacBook Air 2020レビューまとめ
「【完璧】M1搭載のMacbook Air 2020レビュー。迷ったら選ぶべき最高コスパの新モデル」についてお伝えしてきました。
Pro顔負けで価格据え置きの超ハイコスパなMacBook Airが君臨です。
もうProか迷っているだとか、もう少し待ったほうがいいのかとか、そういった言葉は不要になりました。
迷う必要なし、買ったほうがいい。そう断言できるMacBook Airの新モデルです。










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