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【SONYのWF-H800レビュー!】ファッション性の高いデザインとボーカル主体の高音質!

SONYのh.earシリーズの最新完全ワイヤレスイヤホン「WF-H800」を購入したので、実際の使い心地や感想を正直にレビューしていきます。

WF-1000XM3に続けて価格を抑えた新モデルが発売されました。廉価版と思われがちですが、音質やデザインに分かりやすい差をつけていることから、カジュアルな完全ワイヤレスイヤホンを求めている層を想定しているのだろうと分かります。

開封時のWF-H800

WF-H800」はポップな印象を受けるデザイン。充電ケースやイヤホンはコンパクトで軽い印象を受けました。ノイズキャンセリングはないものの物理的な遮音性も高く、音質もボーカルを際立たせる高音質で聴いてて非常に楽しいです。

専用アプリ「Heardphones」を使ってイコライザーや操作の設定ができるカスタマイズ性も魅力のひとつとなっています。

ユトリ

ファッション性の高いおしゃれな完全ワイヤレスイヤホンだね!

というわけでSONYのWF-H800を実際に使ってきたレビューをお伝えしていきます。

目次

WF-H800の特徴・性能

https://www.youtube.com/watch?v=kr4Um7S_FsE
SONY公式のプロモーション動画
製品名WF-H800
ドライバーユニット6mm ドーム型
充電時間約1.5時間
充電方法USB-C
連続再生時間最大8時間
連続通話時間最大5時間
通信方式Bluetooth標準規格 Version5.0
最大通信距離見通し10m
対応コーデックSBC,AAC

デザインをポップよりに仕上げた「WF-H800」は、見た目だけでなく音質や接続性にもこだわった性能も持つSONYらしい製品です。DSEE HXを搭載しており完全ワイヤレスイヤホンでもハイレゾ級の高音質が楽しめるようになっています。

DSEE HX:アッシュンク音源の高音域を補完し高音質にアップスケーリングする機能。

6mmドライバーを搭載しているのでパワフルでクリアなサウンドも再現可能です。

カラーバリエーションは5色

WF-H800のカラーバリエーション

カラーバリエーションは全部で5色あります。僕が購入したのはブラックです。

購入したあとに、ポップなデザイン性を活かす明るめの色をチョイスしてもよかったなと思いました。カラーによって素材が異なり肌触りも変わってくるのも特徴です。

ユトリ

ブラックやレッドでポップな印象を抑えめにするか、他の色でポップさを際立たせるのか好みで選ぶのがいいね。

WF-H800の同梱物

WF-H800の同梱品

同梱物はこの通りです。

  • 充電ケース
  • イヤホン本体
  • 標準イヤーピース×4サイズ(SS/S/M/L)
  • 各種マニュアル
  • 製品登録カード

イヤーピースは標準タイプの1種類が付属しています。

WF-H800付属のイヤーピース

サイズごとに裏面の色が違うのでわかりやすいですね。かわいい。

WF-H800のイヤーピースの裏面

付属の充電ケーブルはUSB-Cとなっています。

WF-H800付属のUSBケーブル

コードの長さは20cmと短めで収納しやすいです。

WF-H800の外観デザイン

フタのあいたWF-H800

WF-H800」の外観デザインを見ていきましょう。

充電ケース

WF-H800の充電ケース正面

ブラックはマットな質感でサラサラとしたプラスチックタイプです。

大きさは縦7.3cm/横4.5cmの丸みのある形状。

コンパクトな大きさによってポップなかわいらしさも感じられます。

WF-H800の上部

上部にはSONYのロゴが記載されています。

WF-H800の底面

底部にはType-C端子があります。充電するときにコードを挿して行います。

WF-H800の重さ

総重量は実測約60gとなっており、とても軽いです。パンツのポケットに入れても気にならないサイズ感となっています。

イヤホン本体

イヤホンを格納したWF-H800

イヤホンもケース同様コンパクトな大きさでシンプルなデザインとなっています。

WF-H800のイヤホン正面

どんな服装にも合わせやすいファッション性も感じられるデザイン設計です。

WF-H800イヤホン裏面

裏面をみるとしっかりとR/L表記がされているので分かりやすいです。

WF-H800のイヤホンの重さ

イヤホン単体の重さは片耳約7g。

他の完全ワイヤレスイヤホンと比べても一般的な重量感ですね。

WF-H800の充電方法

WF-H800の充電方法

ケースはUSB-Cケーブルで充電可能

WF-H800の充電はUSB-Cによる有線接続で充電可能となっています。

汎用性の高いType-Cに対応しているので嬉しいポイントです。

イヤホンの充電状態の確認

WF-H800のLEDランプ

イヤホンやケースの充電中は赤色のLEDが点灯します。

充電が完了するとLEDが消灯する仕様になっています。

外観からはバッテリー残量が細かく見れないのですが、SONYの専用アプリ「Headphones Connect」と連携することで確認することができます。

WF-H800のバッテリー残照

スマホ上でアプリを開いて接続することで確認が可能となります。

WF-H800はバッテリー性能

イヤホン単体で8時間の連続再生が可能

WF-H800の連続再生時間についての公式画像

最近でてきた完全ワイヤレスイヤホンは弱点だったバッテリー性能を克服しつつあります。

WF-H800も長時間稼働を実現しイヤホン単体で8時間の連続再生が可能となっています。充電ケースとあわせれば最大16時間の稼働ができるので十分と言えるでしょう。

バッテリーの持ちは長いというほどではないですが、1日2日充電をし忘れていても問題なく使えるぐらいではあります。

10分の充電で70分使える急速充電

もしイヤホンの充電が切れても大丈夫。

急速充電に対応しているのでイヤホンを10分充電すれば約70分間使えるようになります。

いざというときに役に立つ優秀の機能です。

WF-H800の装着感と操作性

WF-H800の装着感についてレビューしていきます。

装着感は最高峰レベルで快適

WF-H800の装着

WF-H800の装着感は過去に使ってきた完全ワイヤレスイヤホンのなかでもトップレベルに快適なつけ心地となっています。

もちろん人によって耳の形状が異なるので個人差はありますが、カナル型だとすぐに痛くなったりポロリと落ちてしまう僕でも安定した装着感を体験することができました。長時間つけていても耳が痛くなることもありませんでした。

WF-H800の装着感についての公式画像

WF-H800の装着感は人間工学に基づいて設計された「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を採用しています。耳の3点で支える形となっていて、軽いボディがしっかりとフィットし安定感バッチリです。

物理ボタンで操作性も良い

WF-H800の物理ボタン

WF-H800はイヤホン下部にある物理ボタンで操作します。

イヤホンが耳にフィットするので操作時に動いたり、耳の穴の中で擦れてノイズを感じさせることもなく快適です。

タッチセンサーではなく物理ボタンということもあり誤反応もなく操作がしやすくなっています。

WF-H800の音質

WF-H800の装着男性ver

肝心なWF-H800の音質についてレビューします。

ボーカル主体の音質

全体的にバランスのとれたフラットな音です。

ピアノやギターなどの音色も積極的に出てくるなかで、ボーカルにフォーカスされた音質となっています。低音域から中高音域までしっかりとメリハリがあるのですが、量感はそこまでないので疲れさせない長時間楽しめるサウンドです。

いわゆるドンシャリ系とは違って中音域を突出させボーカルを主体に仕上げているのでJ-POPやロック系、テンポの早めな曲と合う印象があります。打ち込み系もよく聴かせてくれます。

ジャズやクラシックにはあまり向かない音質だとは感じました。

とはいえWF-H800は専用アプリ「Headphones Connect」でイコライザー設定ができるので、自分好みのサウンドに調整することができます。音楽好きにはたまらない、楽しい機能です。

遅延・接続性は気にならない

音楽だけでなくゲームや動画視聴をするとき、遅延が重要になってきます。

iPhone11やMacbookで試しましたが気になるレベルのズレや遅延を感じることはありませんでした。また接続性についても家で使用する上で切れることはありませんでした。

WF-H800では「接続優先」か「音質優先」か選べる設定があるのですが、「音質優先」で街を歩いていると接続が不安定になることがありました。「接続優先」設定にすれば問題ないので、家で聴くときと人混みにいるときとで設定を分けるのがおすすめです。

モードの切替は、専用アプリHeadphones Connectで簡単にできます。

WF-H800に防水規格はない

WF-H800の防水性能

WF-H800はコンパクトで持ち歩きがしやすく装着感も快適です。

ライト層でも気軽に楽しめるファッション性も高いデザインも相まって、外に持ち出して使うのにぴったりの完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

そんななか唯一残念なのが防水規格に対応していないということです。

雨の日は配慮しながら使う必要があり、ジムなどのスポーツシーンでの使用は汗による故障に繋がる可能性もあります。

汗をかく激しい運動をしない限り、雨の日でも傘はさすので水没故障する機会はほぼありませんが、個人的には防水に対応してほしかったなというのが正直なところです。

WF-H800はノイズキャンセリングはなし

WF-H800とWF-1000XM3の充電ケース

WF-H800にノイズキャンセリングは搭載されていません。

ノイズキャンセリング搭載モデルのWF-1000XM3との差別化という意味でもあえて搭載せず価格帯を抑えてきた印象にあります。WF-H800はイヤーピースがしっかり耳の穴にフィットし入り込んでいる設計となっているため物理的な遮音性は高いです。

ノイズキャンセリングがなくても問題のないぐらいの快適さなので、わざわざ搭載させて価格を上げる必要もないと感じました。

どうしてもノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい場合は、4,000円ほど価格は上がりますが「WF-1000XM3」の購入をおすすめします。

WF-H800は専用アプリ「Headphones Connect」に対応

WF-H800の設定画面

WF-H800は専用アプリ「Headphones Connect」に対応しています。

Headphones Connectを使うことでイコライザーでサウンドの調整や物理ボタンの操作をカスタマイズしたりと、まさに相棒と呼べるぐらい様々なことができます。

わかりやすいチュートリアル

WF-H800をHeadphones Connectに接続すると、チュートリアルが確認できます。

イヤーピースの交換についてや装着方法、物理ボタンでの操作方法などが確認できます。

イコライザー設定

WF-H800のイコライザー設定

ボーカルをさらに強めたり低音の量感を増やしてみたりと、イコライザーによって自分好みのサウンドにカスタマイズできるのは大きな魅力です。

カスタマイズした設定はプリセットとして保存しておくこともできるので、気軽にサウンドのバランスを切り替えられます。

音楽プレイヤー

WF-H800の音楽プレイヤー

Headphones Connectアプリ内でも再生中の音楽を操作できます。

接続優先・音質優先設定

WF-H800の接続設定

WF-H800の「音質優先」か「接続優先」かの切り替えもアプリ上で簡単にできます。

人の多い場所に行くときは「接続優先」にすると良いでしょう。また、DSEE HXのオン/オフ切り替えも可能です。特にオフにする必要性はないので常にオンで問題ありません。

イヤホンのボタン設定

WF-H800のイヤホン操作設定

イヤホン左右のボタンに割り当てる操作を変更することもできます。

右耳では再生コントロール・左耳で音量コントロールにしたり。左耳ではアレクサを起動させるようにしたりと使用頻度に合わせて変更するのが良いですね。

SONY WF-H800レビューまとめ

本記事では「【SONYのWF-H800レビュー!】ファッション性の高いデザインとボーカル主体の高音質!」についてお伝えしました。

WF-H800はSONYらしい音質への追求はもちろん、カラーバリエーションも豊富でファッション性も高い完全ワイヤレスイヤホンとなっています。コンパクトで軽く持ち運びにも適しているので、おしゃれに音楽を楽しみたい人にはうってつけですね。

それでは今回はこれにて。ユトリ(@yutori0727)でした。

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