読書デバイスとして人気の「Kindle」を全機種比較しながら、それぞれの機種の選び方を解説していきます。おすすめのKindle端末はどれなのでしょうか?
今回はAmazonが展開するKindleシリーズを比較、解説していきます。
まずは全機種の価格とスペックを確認しましょう。
Kindle | キッズモデル | PaperWhite | Oasis | |
価格(最安値) | ¥8,980 | ¥10,980 | ¥13,980 | ¥29,980 |
おすすめ度 | ||||
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 4GB | 8GB | 8/32GB | 8/32GB |
解像度 | 167ppi | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フラットベゼル | – | – | ◯ | ◯ |
防水機能 | – | – | ◯ | ◯ |
物理ボタン | – | – | – | ◯ |
画面回転機能 | – | – | – | ◯ |
ポイント | 最安値 | カバー付き | 最も人気 | 他機能搭載 |
特に注目しておくべき点は赤字にしてあります。
赤字部分に対してどう思うかで、買うべきデバイスが変わってくるでしょう。
シンプルに考えて選ぶなら、下記でOK!
詳しく確認して選びたい場合は、続きを読んでいきましょう!
Kindle端末の比較前に知っておきたいこと
Kindleを購入する際に、オプションを選ぶ必要があります。
オプションをどう選ぶかで、同じ端末でも価格が変わるので気をつけましょう。
オプションは主に下記を選びます。
- 容量8GB/32GB
- 広告つき/なし
- WiFi/WiFi+4G
なお、最安値である無印のKindleは容量とWiFi+4Gは選べません。
容量はどれがいいの?
「Kindle PaperWhite」と「Kindle Oasis」の場合8GBか32GBで容量を選べます。
容量はKindleのなかに本をダウンロードしておける量を指します。
ダウンロードしておけば待機時間0ですぐに読書を開始することができます。
また容量がいっぱいになってもKindle内の本を削除すれば問題ありません。
削除した本も何度でもダウンロード可能なので無限の量の本が読めます。
8GBの場合はマンガ約130冊。
32GBだと約650冊が収容可能です。
小説はマンガより遥かに容量が小さいので8GBでも数千冊保存できます。
結論、マンガも読むなら32GBが無難です。
小説ばかりなら8GBで数千冊保存できますし、そう何度も再読しないのでいっぱいになっても面倒くささはありません。
ただマンガの場合、人によってはすぐ8GBの容量がいっぱいになります。
マンガは数が増えやすく連載系で読み直しも多いとなると、いちいちダウンロードして削除してを繰り返すのが面倒になる可能性が高いです。
32GBなら長く付き合う上でストレスがかからないでしょう。
Kindleの広告はあり?なし?
広告なしがおすすめです。
ありとなしでは2,000円ほどの差があります。
広告が出てくるのはスリープモード中や本を選ぶ時。
読書中に邪魔をされるわけではないので許容できると言えばできます。
でも長くKindleと付き合っていくなら、広告なしのほうが無難ではあります。



広告なしだとスリープモード中もランダムにおしゃれな画面になります。
一方広告ありほうは、スリープモード中に広告画面でいっぱいになります。
僕個人的にはそれが嫌で広告なしにしました。
4Gは付けるべき?
WiFi/4G版にすれば、WiFiがない場所でも通信ができます。
つまりどこでもKindle本を購入してダウンロード可能になります。
4G通信をどんなにしても別途月額料をとられることはありません。
が、WiFiだけで十分です。
普段からほとんど外で読書しまくったり、家にWiFi環境がないなどの理由がない限り困ることはそうそうありません。
だいたい家で読みたい本をダウンロードしておけば事足ります。
Kindleのメリット・デメリット
ここではKindleデバイス自体の良いところ・悪いところをお伝えします。
Kindleのメリット
- 数百数千の本がスッキリ
- (機種によって)お風呂でも快適に読書ができる
- すぐ読みたいを叶えてくれる
- 紙の本を買うより少し安い
- 無駄な読書がなくなる
- 読書に集中できる
- 暗い場所でも読める
- 辞書機能ですぐに調べられる
ざっくりまとめてみましたが、Kindleの良いところはたくさんあります。
Kindleのデメリット
- Kindleに対応していない本がある
- パラパラ読みができない
- 雑誌は読みづらい(非推奨)
- 人によっては挙動が受け付けない
Kindleのデメリットと言うより「合わない人には合わない」点がチラホラあります。
例えば本棚から何となくでマンガを手にとって読む手軽さはありませんし、ページ送りの際に一瞬反転する仕様を受け入れられるかどうかが分かれ目でもあります。





Fireタブレットとの違い
できることで言えばFireタブレットの方が圧倒的に多いです。
Kindleは読書専用機なので他のことはできません。ただそのかわりに、目に優しく長時間読書をする人の向いている端末となっています。
読書用に購入するならKindle。
読書以外にも色々使いたいならFireタブレットがおすすめです。
詳細は下記の記事を参考にしてください。
関連記事:【何が違うの?】KindleとFireタブレット徹底比較!【これでバッチリ】





Kindle端末徹底比較:機種別で見る特徴
各Kindleの特徴やポイントを解説していきます。
それぞれのメリット・デメリットを比べて検討してみてください。
1.Kindle






- 最安値で買える
- 色がブラック・ホワイトから選べる
- 解像度が低い
- 容量が4GBしかない
他機種と比べてメリットは少ないものの「最安値」という強い特徴があります。
また他機種は色が選べないのですがKindleはホワイトが選べます。
欠点としては容量が4GBしかない。
そして解像度が他機種より低いことです。
KindleはEinkという電子ペーパーを使っています。
スマホやタブレットのようにブルーライトを使わず、紙の質感に近い画面で読書できるのが最大の魅力です。
解像度が低いと、紙に近い質感とは言え他機種よりドット感が出てきます。
Kindle最大の特徴を味わいつつ、より良い読書体験をするなら「PaperWhite」「Oasis」がおすすめです。
キッズモデルとは記載ありますが、通常のKindleとしても使えます。
FreeTime Unlimitedは子供向けコンテンツ読み放題のサービスですが、ハリー・ポッターや名探偵コナン、ドラえもん、メジャーなど大人が楽しめる作品もあります。
2.Kindle PaperWhite



- 最も「ちょうど良い」端末
- 防水機能が搭載
- 解像度もアップ
- 32GBが選べる
- 色が黒しかない
- 色味調整や物理ボタンなど細かい機能がない
「無印Kindle買うならPaperWhite買うべき!」
と言いたくなるぐらいコスパが飛躍的に上がります。
解像度も上がって文字も鮮明ですし、何より防水機能が便利すぎます。
お風呂で何のストレスもなく読書できるので重宝します。
画面の色味調整等は細かい設定は「Oasis」のみですが、明るさ調整はできます。
シンプルに読書を楽しみたい場合には最もおすすめできる端末です。
3.Kindle Oasis



- 最高の読書体験ができる
- 人間工学設計が使いやすさバツグン
- 片手で本が読める
- より大きな画面で楽しめる
- より目に優しい
- 価格が高い
より読書がしやすく目を疲れさせない環境が手に入るのが「Kindle Oasis」。
価格が許容範囲であれば選ぶべき端末です。
色味調整明るさ自動調整など便利な機能が付いています。
が、それ以上に特筆すべきが人間工学設計+物理ボタンです。
「Kindle Oasis」のデザインは他の機種と違って横に出っ張った部分があり、そこにページ送り用の物理ボタンが付いています。
使ってみると想像以上に快適なんです。出っ張りとボタンが。
他の機種だとページ送りの際、画面に触れる必要があるので両手を使います。
「Kindle Oasis」はボタンがあるので片手ひとつでページ送りができるんです。
タッチやスワイプする他の機種よりもページ送りがスムーズでストレスフリー。
価格がネックですが快適性は段違いです。
Kindle単滅徹底比較:イッキ見できる比較表
Kindle | キッズモデル | PaperWhite | Oasis | |
価格(最安値) | ¥8,980 | ¥10,980 | ¥13,980 | ¥29,980 |
おすすめ度 | ||||
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 4GB | 8GB | 8/32GB | 8/32GB |
解像度 | 167ppi | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フラットベゼル | – | – | ◯ | ◯ |
防水機能 | – | – | ◯ | ◯ |
物理ボタン | – | – | – | ◯ |
画面回転機能 | – | – | – | ◯ |
ポイント | 最安値 | カバー付き | 最も人気 | 他機能搭載 |
Kindleをそれぞれの比較・解説でした!
特徴やポイントをまとめるとこんな感じです。
使うシーンや頻度、お財布状況を考えながら検討しよう!











