読書大好きユトリです。
家でもお風呂でも電車時でもカフェでも、暇さえあれば読書したいぐらい本が好きなのですが、本ってかさばるし重いしで結構な荷物ですよね。
本棚に並んでいる本を眺めるのはうっとりしますが、量が増えてくるとそうも言っていられません。本には本のデメリットがたくさんあります。
お風呂で読むとクシャクシャになりますし、外に持ち出すにも荷物になりますし。
同じように感じている方におすすめなのが「Kindle Oasis」です。
Kindle Oasisはシリーズ最高品質の目に優しい読書体験をもたらしてくれて、文庫本よりも軽い端末なのに数千冊の書籍が収容できちゃう優れモノ。
今回は「Kindle Oasisレビュー|最高の魅力と最大の欠点を評判とともに解説 」と題してお送りしていきます。
Kindle Oasisとは
Kindle OasisはAmazonブランドから発売されている電子書籍リーダーです。
現行では3種類+キッズモデルの計4モデルに展開されていて、Kindle Oasisはシリーズのなかでも最高値最高品質のハイエンドモデルとなっています。
機種 | 特徴 | 通常価格 |
---|---|---|
Kindle | 最安値の通常モデル | ¥8,980 |
Kindleキッズモデル | カバー&子供向けコンテンツ読み放題 | ¥10,980 |
Kindle PaperWhite | Kindleの上位版。防水機能などが追加 | ¥13,980 |
Kindle Oasis | 人間工学デザイン+他機能搭載の最上位モデル | ¥29,980 |
Kindle・Kindle PaperWhiteの下位モデルよりも快適な読書体験を得ることができるので、まさに読書好きなら試して欲しいデバイスです。
2019年7月にNewモデルとなってから、最低容量が4GBから8GBに増えているにも関わらず6,000円お安くなっているので買い時と言えるでしょう。
- 人間工学にデザイン
- 物理ボタン搭載
- 7インチディスプレイ
- 色調調節ライトを搭載
- 明るさを自動調整機能を搭載
- IPX8等級の防水規格
読みやすさと目への優しさをこれでもかと気遣った機能で満載です
Kindle Oasisの外観デザイン
購入したのは最新のKindle Oasisで、第10世代モデルに位置づけられます。
- Kindle Oasis本体
- 充電用ケーブル(USB-A to micro-USB)
- 簡易説明書
7インチのディスプレイに2つの物理ボタンが搭載されています。物理ボタンは読書時のページ送りに使うもので、他モデルにはない特徴です。
裏面にはAmazonのロゴがあります。持ちやすいように持ちて部分に段差がついています。
右手ではもちろん左手に持ち替えてもディスプレイ表示が回転するので問題ありません。
上部には電源ボタンが搭載されています。
底面には充電用のmicroUSB端子が備わっています。付属のケーブルかmicroUSB規格のケーブルであれば充電可能です。
重量は約188gと見た目以上に軽くいので、重さが気になって長時間読書ができないということはありません。
試しに手近の文庫本を測ってみたら約200gでした。
薄めの文庫本並みの重量感と思って頂ければ問題ないでしょう。こんなに軽いデバイスに数百〜数千冊の書籍が収容できるのは感動的です。かなり薄いですし、外に持ち出して読書するには最適なデバイスと言えます。
Kindle Oasis(第10世代)をレビュー
それではKindle Oasisの最新版(第10世代)を実際に使ってきたレビューをメリット、デメリット別でお伝えしていきます。
Kindle Oasisの魅力・メリット
まずは魅力的な点やメリットについてお伝えします。
目に優しい機能がたくさん
Kindle Oasisにしかない機能のひとつが「色調調節ライト」です。
ディスプレイの色調をホワイトから暖色系まで自由に設定できます。
スケジュール機能もあるので、例えば夜の時間になったら自動的にディスプレイが暖色系に変わるような設定もできます。
また、画面を黒くするダークモード設定もできます。白い画面が眩しく感じるひとにはとても嬉しい機能です。もちろん画面そのものの明るさも細かく調整可能。
Kindleシリーズの最大のメリットは、電子ペーパーによる目へ負担をかけないディスプレイ表示。目への負担を最大限に考慮できるのは嬉しい点です。
防水機能で利便性アップ
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisに備わっている防水規格ですが、あるとないとでは個人的にかなり大きいです。
なぜかと言うと、お風呂で読書できるかどうかが決まるからです。
紙の本だと湿気でクシャクシャになりますし額から汗もたるので気になりますよね。Kindle Oasisなら濡れても問題ないですし、お風呂のなかで読みたい本を選ぶこともできます。
防水規格の恩恵はお風呂で読書したいひとにとってかなり大きいです。
物理ボタンが快適
物理ボタンはKindle Oasisにのみ搭載されています。
他のKindleシリーズはディスプレイをタッチすることでページ送りをするのですが、どうしてもワンテンポ遅れて動いたり、反応ないと思って2度タッチしたら2ページ分進んじゃったりと、多少なりともストレスを感じることがありました。
Kindle Oasisでは物理ボタンで確実にページ送りができるので、誤動作することはまずありません。
さらに言えば、Kindle・KindlePaperWhiteだとページ送りのときにディスプレイまで指を移動させて若干の動作が必要だったのですが、Kindle Oasisだと持ち手の指を動かさずにページ送りができます。地味ですが、かなりラクに感じるメリットでした。
Kindle Oasisの欠点・デメリット
次にデメリットや欠点についてお伝えします。
ハイエンドモデルだから価格が高い
Kindle Oasisはシリーズのなかで最高のモデルです。
KindleやPaperWhiteにはない機能と快適さが備わっていて、読書好きなら最もおすすめしたいモデルではあるのですが、価格がその分高くなります。
機種 | 特徴 | 通常価格 |
---|---|---|
Kindle | 最安値の通常モデル | ¥8,980 |
Kindleキッズモデル | カバー&子供向けコンテンツ読み放題 | ¥10,980 |
Kindle PaperWhite | Kindleの上位版。防水機能などが追加 | ¥13,980 |
Kindle Oasis | 人間工学デザイン+他機能搭載の最上位モデル | ¥29,980 |
読書体験に対して約30,000円がだせるかどうかは人それぞれですが、今後長く使っていきたいと考えているのなら思い切って購入しても良いでしょう。
ただ、そこまで頻繁に読書をしない。スマホ等と併用する。コスパを重視したいという場合はKindlePaperWhiteがおすすめです。
物理ボタンはありませんが、防水機能ですし解像度はKindle Oasisを同じなので読書しづらくなるといったことはありません。
ディスプレイ表示や挙動に慣れが必要
Kindle Oasisに限った話ではなく、Kindleシリーズ全体を通してお伝えしておくべきことです。
Kindleをスマホやタブレット感覚で購入すると間違いなく戸惑います。
Kindleは目への負担に考慮したE-inkという電子ペーパーを採用しており、ディスプレイ表示の質感が紙にかなり近くなっています。
読書家にとって紙に近い質感で読めるのは嬉しい限りですが、ディスプレイを触って操作するときの挙動がスマホのようにサクサクではありません。
下記動画ではKindle Oasisを起動してから、夏目漱石の坊っちゃんをダウンロードして開いて読む。設定を開いてみる等の挙動を一通り映してみました。
ワンテンポ遅れて画面が切り替わったり、切り替わりのときに一瞬反転したりと、操作中の挙動に慣れていく必要はあります。
僕自身、使い始めは使いにくさを感じましたが、わりとすぐに慣れました。すぐ慣れるかどうかは人それぞれになりそうです。
充電規格がUSB-CではなくmicroUSB
昨今のデバイス周りは、ほぼほぼUSB-Cで統一されつつあります。
充電用の電源に挿してあるのもUSB-Cケーブルばかりです。Kindle Oasisを充電するときにはmicroUSBを使わなきゃなので地味に面倒くさいです。
充電する定位置に用意しておけば面倒くささも改善されるでしょうが、それでも未だにmicroUSBを使わなきゃいけないのは個人的にネックに感じます。新型にはぜひUSB-Cの搭載を期待したいです。
PaperWhiteとOasisの違い
Kindle OasisとPaperWhiteを始めとした他モデルとの違いは下記の通りです。
Kindle電子書籍リーダーの比較表
購入するならPaperWhiteかOasisかの二択で検討するのがおすすめです。
通常のKindleはお手頃ですが解像度が上位モデルと比べると劣ります。また容量も小さい8GBしか選べないので、マンガをたくさんダウンロードしておきたい場合には不便になる可能性が高いです。
コスパの良さで考えるとPaperWhiteが最有力で、使用頻度や読書に対する意欲や快適さをどれぐらい求めるかでKindle Oasisにするかどうかを考えるぐらいで良いでしょう。
個人的には、よく読書をするのであれば物理ボタンのあるKindle Oasisがストレスが全くなくておすすめしたい気持ちはありますが、価格が高いのは間違いないので強くは推せないといったところです。
毎日本を読む読書家だったら、Kindle Oasisにしたほうが幸せになれます。
おすすめのKindle Oasisの選び方
Kindleを購入する際、それぞれオプションを選ぶ必要があり、どれを選ぶかで価格も変わってきます。
選ばなきゃいけないオプションは下記です。
- 容量-8GB/32GB
- 広告-つき/あり
- 接続-WiFiのみ/WiFi+4G
ずばりおすすめのオプション選びは「容量32GB・広告なし・WiFiのみ」です。
容量はスマホなんかと同じで、Kindle本をダウンロードしておける数が違ってきます。
8GBならマンガを約140冊、32GBなら650冊ダウンロードしておくことができます。小説なら数千冊レベルで保存可能です。
容量がいっぱいになったらKindleから保存済の本を削除して、また読みたいときにダウンロードし直す必要がでてきます。マンガを読むなら32GBを選んでおくほうがストレスなく使えるでしょう。
広告は文字通り、画面内に広告が表示されるかされないかを選択します。
「広告あり」のほうが価格は安いですが、あとから消すことはできなので後悔したくないのなら「広告なし」を選んでおくのが懸命です。
4G対応にするかどうかは、外(WiFiのない場所)で本をダウンロードをしたいかどうかで決めます。
基本的に毎日家に帰るのならWiFiのみで十分です。家で書籍をダウンロードしておけば外で読めますし。外出中に急に購入していなかった本が読みたすぎて、家に帰るまで待てない状況に何度も出くわすこともそうそうありません。
Kindle Oasisにおすすめのカバー
せっかくKindle Oasisという高価なモノを購入するなら大切に扱いたいですよね。
本体を傷つけたくなかったり、裏面のAmazonのロゴがダサいという場合はカバーを装着するのがおすすめ。
Kindle Oasis用のカバーならAmazon公式のものが間違いありません。
画面も保護できる手帳式のカバーで、マグネットで固定されるので勝手に開くことはありません。さらにカバーの開閉だけで自動的にスリープ/スリープ解除されるのも便利です。
ファブリックカバーなら水にも強いので安心して使えます。
ファブリック素材が苦手な方はレザーカバーもあるのでそちらがおすすめです。
Kindle Oasisの評判・評価
まずはKindle Oasisの評判・評価を見てみましょう。
高評価の口コミが非常に多い印象でした。
昨日買ったkindle oasisを早速使ってみて感じたこと
① とにかく軽い
→カバー付きのiphone8よりも軽い
② ライトが目に優しい
→ 長時間読んでても疲れない
③ 水に濡れても壊れない
→ お風呂入りながら普通に読書できる
④ 鬼滅の刃おもしろい
→ 鬼滅の刃おもしろい現場からは以上です😎
— くりぷとバイオ@研究職 (@cryptobiotech) December 26, 2019
Kindle Oasisの持ちやすいデザインと物理ボタンはかなり好評です。
逆に微妙に感じている人は、Kindle OasisではなくKindleの挙動そのものに慣れずに使いにくさを感じているパターンが多かった印象。
USB-C対応のKindle Oasis(第11世代)は発売される?
Kindle Oasisは発売されて結構経つので、新モデルが発売されてもおかしくはありません。
ただ最近のKindleシリーズの動きは、カラーバリエーション展開などのマイナーチェンジのみ。新モデルの気配はありません。
電子書籍リーダーとしては完成されたモデルではあるので、第11世代の登場まではしばらくかかる可能性は考えられます。
発売日が発表されているならともかく、いつになるか分からない新モデルを待つは気長すぎるので、欲しければ購入するのが良いかなと思います。
Kindle Oasisレビューまとめ
Kindle Oasisのレビューをお送りしました。
- 人間工学にデザイン
- 物理ボタン搭載
- 7インチディスプレイ
- 色調調節ライトを搭載
- 明るさを自動調整機能を搭載
- IPX8等級の防水規格
Kindleシリーズではない機能も搭載したハイエンドモデルとっています。価格は高めですが、電子書籍リーダーとしては最高レベルの品質です。
目への負担を配慮しつつ、たくさん読書をしたい方には間違いない選択になると言えます。
たくさんの本を1つの端末に。読書家ならおすすめです。
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