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Fire HD8 Plusレビュー|進化した点と通常版との違いを解説

Fire HD8 Plusレビュー|進化した点と通常版との違いを解説

スマホとは別にタブレットは1台持っておきたいものです。スマホよりも大画面でブラウジングや読書ができますし、ゲームなども楽しめる利点があります。

とはいえ、タブレットは価格が高いものが多くなかなか手を出しづらいのも事実。

今回レビューするAmazonから発売されているFire HD 8 Plusは、低価格帯ながら十分なディスプレイサイズと性能を持っていて、スマホ代わりに家で使うのに最適です。

さらにアレクサに対応したShowモード機能やKindleを始めとしたAmazonサービスが使いやすく、Amazonを普段利用する人にとっては利便性の向上も狙えます。

というわけで本記事ではFire HD 8 Plusのレビューと通常のFire HD 8との違いをお伝えしていきます。

目次

Fire HD8 Plusの同梱物とデザイン

Fire HD 8 Plus

Fire HD 8 PlusはAmazonから販売されるFireタブレットシリーズのひとつです。

Fireタブレットシリーズ
  • Fire 7
  • Fire HD 8
  • Fire HD 8 Plus
  • Fire HD 10

現行のシリーズでは4種類のモデルが販売されており、モデル名の数字はそれぞれディスプレイサイズを表しています。

今回、僕が購入し紹介するのはFire HD 8 Plusです。

同梱物はFire HD 8 Plus本体と9W対応のACアダプター、USB-C充電ケーブル、簡易説明書となっています。

Fire HD 8 Plusの充電スタンド

Fire HD 8 Plusは単体での販売と、充電スタンドセットでの販売に分かれています。僕は充電スタンドセットを購入しました。

Fire HD 8 Plusの充電スタンドと電源アダプター

電源アダプタは専用端子で、電源部が大きいのは少々マイナスポイントと言えます。

従来のFireタブレットシリーズと比べてデザイン面の変更はほぼありません。最も大きな違いとしては横向きを想定してフロントカメラが位置が変わったことです。

Fire HD 8 Plusのリアカメラ

裏面にはAmazonおなじみのロゴと200万画素のリアカメラがあります。

Fire HD 8 Plusのフロントカメラ

上辺部には電源ボタンと音量ボタン、充電用のUSB-C端子とヘッドホン端子が搭載。ボタン類を一箇所にまとめているので操作がしやすいです。

Fire HD 8 Plusのボタン部分

横辺にはステレオスピーカーが搭載。

Fire HD 8 Plusのスピーカー

反対側にはmicroSDカードスロットがあります。

Fire HD 8 PlusのSDカードスロット

ディスプレイサイズはちょうど良い

Fire HD 8 Plusのサイズ感は絶妙にちょうど良いと感じました。

Fire7やiPad Proを保有していますが、片手で操作しやすく、かつ可能な限り大画面を楽しみたいのであれば8インチのサイズ感は非常に扱いやすいです。

安価なFire HD 8 PlusをiPad等と比べるのは酷な話ですが、強いて不満点を挙げるならベゼル幅が太いことです。もうちょっと幅を削ることができたら完璧だったのになという思いはあります。

付属のACアダプターは9Wに対応

付属のACアダプターは最大出力9Wに対応しています。Fire HD 8 Plusは10Wの急速ワイヤレス充電に対応しているので、基本的にはケーブルではなくワイヤレス充電が主になるでしょう。

外出時にFire HD 8 Plusを使う予定なら、バッグに忍ばせておくと便利です。

充電はUSB-Cケーブルに対応

嬉しいことにFire HD 8 PlusはUSB-Cコネクタを搭載しています。最新モデルならではのメリットで、1世代前のFire7やFire HD 10はmicroUSB対応となっていて、それだけで普段の充電への面倒くささが変わります。

Fireタブレットは関係ありませんが、早いところKindleシリーズもUSB-Cに対応してほしいですね。

ワイヤレス充電に対応

シリーズのうちワイヤレス充電対応はFire HD 8 Plusだけが持つ特徴です。

付属の充電スタンドを電源に接続しておけば、スタンドに立てかけるだけで充電が開始されます。Fire HD 8 Plusの置き場所を固められるのと同時に、置くだけで充電できる利便性を味わうともう戻れません。

1TBまでのmicroSDカードに対応

Fire HD 8 Plusは他モデル同様にmicroSDに対応しています。32GB/64GBの内部ストレージに加えて、最大1TB分の拡張が可能です。

AppleのiPadはストレージの拡張ができないので、ストレージの拡張面で言えばFireタブレットシリーズのほうが柔軟性が高いことになります。

最低ストレージは32GB/64GBと16GBから向上しましたし、容量不足で困ることはほぼないと考えていいでしょう。

ユトリ

Kindle本(特にマンガ)をよく読むならmicroSDでストレージを拡張しておいたほうがいいです。

Fire HD8 Plusと普通のFire HD8の違い

Fire HD 8 Plusと通常のFire HD 8との違いについてお伝えします。

Fire HD 8
  • メモリが3GBに向上
  • 付属のACアダプタが9W対応
  • ワイヤレス充電に対応
  • カラーバリエーションは1色のみ
  • 本体の価格差は2,000円

メモリが2GBから3GBになったので、Fire HD 8 Plusのほうが性能面で上と言えます。

また、充電回りの違いもあります。Fire HD 8 Plusワイヤレス充電に対応しており、付属のACアダプタも9Wのものが付属しています。通常のFire HD 8だと5WのACアダプタになるので急速充電には対応していません。

Fire HD 8のカラーバリエーション

Fire HD 8 Plusはスレートカラーの1色のみですが、Fire HD 8はブラック・ブルー・ホワイトの3色展開されているので唯一カラーのみ劣っていると言えます。

メモリの向上や充電回りを考えると2,000円差は小さいように感じます。ただFire HD 8 Plusを購入するならワイヤレス充電スタンドは必須レベルなので、セット購入だと約5,000円の差がつきます。

Fire HD 8 Plusにするかを悩むなら、ワイヤレス充電の恩恵に対する価格差をベースに検討するのがいいでしょう。

Fire HD8 Plusのレビュー

Fire HD 8 Plusを購入し、実際に使ってきた僕の感想をレビューとしてお伝えしていきます。

サイズ感はちょうど良いが重さはある

Fire HD 8 Plusのサイズ感

ベゼル幅は若干太いのは気になりますが、ディスプレイサイズは間違いないと言えるちょうど良さです。

Kindleでマンガや雑誌、小説を読むのにも片手でサクサク読めますし、だからといって画面が小さく読みづらいということもありません。

個人的にはもうちょっと軽ければ最高なのにな、という気持ちはありますが人それぞれ変わってきそうですね。

Fire HD 8 Plusの重さ

実測で約351gです。レビュー等を見る限りは重さが気になっている人は少数派でした。

メモリとプロセッサの向上でサクサク操作

前世代の2018年モデルと比べると、明らかにサックサクにヌルヌル動きます。

ゲームも想像以上に快適にプレイできるので、低価格タブレットのポテンシャルとしては非常にコスパが良いと感じます。

正直、前世代のFire 7あたりは便利でしたがモッサリ感が気になっていました。しかし普段iPad Pro使いの僕でも、あまり気にならないレベルにヌルヌルで満足度が高いです。

ワイヤレス充電が便利すぎる

Fire HD 8 Plusのワイヤレス充電
ユトリ

Fire HD 8よりFire HD 8 Plus買ったほうがいいよ!

と僕がFire HD 8 Plusをおすすめしたい最大の理由がワイヤレス充電に対応したことです。もちろん、買うなら充電スタンドセット一択。

置き場所が固まることでタブレットを放置してしまうこともないですし、なにより定位置に戻すだけで充電が開始される快適さは想像以上です。

毎回毎回ケーブルを伸ばして接続して充電するのは非常に煩わしいので、ぜひワイヤレス充電の恩恵を受けてほしいと思っています。ワイヤレス充電に対応しただけで使用する頻度が劇的に向上しました。

ゲームモード搭載で最適化された

Fire HD 8 Plusのゲームモード

ゲームモードはFire HD 8 PlusとFire HD 8両方に対応しています。

タブレット購入する予算を抑えつつも、しっかりゲームで遊びたいならFire HD 8 Plusは非常におすすめです。

ゲームモードをONにすると他アプリからの通知がなくなり、ゲームを最大限快適にプレイするために最適化されます。

Fire HD 8 Plusで荒野行動

フレームレートも60fpsに対応していますし、ゲームにもよりますが荒野行動なんかでも処理落ちしまくることはありませんでした。完全にないとは言えませんが、普通にプレイは可能です。

ゲームモードは両方に対応しているとはいえ、Fire HD 8 Plusのほうはメモリが3GBあるので多少はポテンシャル高いです。

Showモード搭載でアレクサ操作ができる

Fire HD 8 PlusのShowモード

想像以上に便利だったのがShowモードです。

Amazonのスマートスピーカーでおなじみのアレクサに対応しているので、声であらゆる操作ができます。ワイヤレス充電スタンドに立て掛けておけば、さながらEcho Show 5のような使い方も可能です。

ただ、例えばSpotify再生中に「アレクサ止めて」と言っても停止してくれなかったりと、AmazonのEchoシリーズと比べると若干劣っている面もあります。

Fire HD 8 PlusはGoogle Playが使えない?

AmazonのFireタブレットはAmazonアプリストアに対応していて、原則Google Playを使うことはできません。

しかし非公式な方法ではありますが、Google PlayストアをダウンロードしてAndroidアプリを使えるようにはできます。

ユトリ

公式にサポートされた方法ではありません。故障等に繋がってもサポートされない可能性があるので注意しましょう。

Fire HD8 Plusレビューまとめ

「Fire HD8 Plusレビュー|進化した点と通常版との違いを解説」と題してレビューをお伝えしてきました。

Fire HD 8 Plusは1万円という低価格ながら、実用性にバッチリの性能を有した良いコスパタブレットです。ブラウジングや読書だけでなくゲームをするのにも最適なので、価格を抑えつつタブレットを欲しいという場合におすすめです。

Fireタブレットの比較表

スクロールできます

Fire 7

Fire HD 8

Fire HD 8 Plus

Fire HD 10

Fire HD 10 Plus
参考価格¥5,980から¥9,980から¥11,980から¥15,980から¥18,980から
ディスプレイサイズ7インチ8インチ HD8インチ HD10.1インチ 1080pフルHD10.1インチ 1080pフルHD
解像度1024×600(171ppi)1280×800(189ppi)1280×800(189ppi)1920×1200(224ppi)1920×1200(224ppi)
RAM1GB2GB3GB3GB4GB
容量16/32GB32/64GB32/64GB32/64GB32/64GB
バッテリー最大7時間最大12時間最大12時間最大12時間最大12時間
カメラ2メガピクセルフロントカメラ・リアカメラ2メガピクセルフロントカメラ・リアカメラ2メガピクセルフロントカメラ・リアカメラ2メガピクセルフロントカメラ・5メガリアカメラ2メガピクセルフロントカメラ・5メガリアカメラ
ワイヤレス充電非対応非対応対応非対応対応
カラーブラックブラック・ブルー・ホワイトスレートブラック・デニム・オリーブブラック・デニム・オリーブ
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